ほほーんと暮らしたい(再)

いつのまにか、言葉が出せなくなっている自分に気づきました。自分の中を整理するために、自分のLead the Selfを保つために、思ったことを自由に書きたいと思います。最近は私の体調(うつ病)や難病(ファブリ―病、大腿骨骨頭壊死)の夫との近況についてがほとんどです。

うつという病(私感)

お久しぶりです。
10月に入ってしまいましたね。
10月に入るや否や、気温も落ち着いてグッと空気の感じが変わりました。
秋らしさがそこかしらに溢れてきたように思います。

といっても、金木犀はまだ咲いていません。毎年違うんですよね。
今年はどうかなと出るたびに木を見ていますが、まだ花が付かないようです。
楽しみは少し先にお預け。

いろんなことがあった一週間余り。
日々にはいろいろあるものです。
苦しい思いをすると、これがずっと続くような気がしますが、きっとそれもどこかで変化が来るのでしょう。

今日は私の「うつ」について書いてみようと思います。
今現在の私の状態は、おそらく軽い方なのだと思っています。
とりあえず動ける、家事もどうにかできる、ご飯も3食食べることができる。
文字面から見れば、普通の生活ができるように見えます。
でも、動けるけどきつい、動いた後がきついとか、ゆっくりご飯を作ることはできるが、休み休みとか、掃除機はなかなかかけられないとか、いう「ちょっと難あり」というステッカーがぺったりついてるような、そんな感じの状態です。
これは自分から言わないと他者にはわからないでしょう。

うつは脳の病気です。脳疲労が強くなった状態。
でも一般に思われているのは、心が弱くなっているとか、心の風邪とかですよね。
実際ストレスが原因になるので、心にも脳にもきます。メンタルというと精神的なという意味なので、=心と考えられがちですが、うつの場合は脳が機能しなくなります。

うつ患者が辛いことの一つに「甘えている」「怠けている」と見られることがありますが、これは間違いです。
甘えも怠けもできず頑張りすぎてきたが故に、症状が出るまでに脳を疲れさせてしまった状態と言えるでしょう。脳も心もダメージを受けています。
ストレス自体を取り除くことで、心の方のダメージは軽減するかと思いますが、
疲労は脳自体が疲れ切っているので、休ませるしか手がありません。

脳は思う以上にエネルギーを使うので、
とにかく睡眠をしっかりとって考えないようにクールダウンさせることが大事。
そしてビタミンやミネラル、糖分でゆっくり力を回復させていくのがベスト(だと私は思ってます)。
今は私の主治医がそういう対策で指導してくださっているので、
状況状況の症状に合わせながら、脳疲労対策を行なっています。
ただ特効薬というのがないんですよね。
私は主治医からプラズマローゲンというお薬(ホタテから抽出したもの)を出してもらい、これがずいぶん効いているという話です。
日々は、とにかく甘いものが欲しくなるので、黒砂糖を摂取。
脳には黒砂糖が良いらしいですよ。ミネラルがたくさん入っているからだとか。
体感的には、脳を動かすにはエネルギーが必要で、そのエネルギーを黒砂糖が補助してくれている気はします。

ただし、うつはいろんな辛い症状が出やすい病気なために、その対応に体力もメンタル力も奪われてしまいます。
疲労を癒しつつ、症状の軽減に努めなくてはならず、それだけで疲弊し続ける病気です。これがなかなかに辛い。

疲労を癒し、ストレスの受け止め方をポジティブにし、行動を変える。
こういう訓練が必要なのですね。多分。
とりあえず私は感覚優位にするために、深呼吸やストレッチという体からのアプローチを少しずつやっています。五感の回復が大事じゃないかと。
行動認知療法もあるんですが、私にはちょっときついので、私はBOOCSの方で。

おっと、そろそろご飯を作らないと間に合わない時間。
今日はこの辺で。