ほほーんと暮らしたい(再)

いつのまにか、言葉が出せなくなっている自分に気づきました。自分の中を整理するために、自分のLead the Selfを保つために、思ったことを自由に書きたいと思います。最近は私の体調(うつ病)や難病(ファブリ―病、大腿骨骨頭壊死)の夫との近況についてがほとんどです。

痛みは怒りである 2019.7.10

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小さな頃から、私の身体はいろんな痛みや不定愁訴をシグナルとして出しています。

何時しかそれをシグナルだとは感じるようにはなったのですが、
何が問題なのかが全くわかっていませんでした。
ひとつだけわかっていることは、私は非常に過敏であることだけでした。

虚弱体質であることが、この根本だと思っていたのですが、
これはいろんなアプローチをここまでやってきましたが、ほとんど効き目はありませんでした。
ただ、中学の時は膝を悪くしたり、中耳炎や副鼻腔炎やと結構酷い状態になったりしましたが、部活でかなり体力がついたためか、全体的な体の調子はあがってたなと今思えば思うくらい。
なので、トレーニングして筋力をつけることは、身体の保持には効果があることは私自身は理解しているつもり。

ですが、大人になってのトレーニングは、あちこちにある痛みとの戦いの中にさらに負荷をかけることになるので、なかなかうまくいきません。

そんな時にであったのが、TMS理論。
その理論の中では、「痛みは怒りである」と言われています。


miww55.hatenablog.com


昨日から本を読み始めました。
TMS理論の本。

 

腰痛は<怒り>である 普及版

腰痛は<怒り>である 普及版

 

 


私自身、痛みはあちこち移動することがあり、
そうなると、傷んでいるのは身体ではなく、心であるという話を受け入れるしかありません。
ま、もう半世紀生きているので、体のあちこちにガタが来ていることは認めたうえで、気になる症状は病院でチェックをするとして、その上で、です。

心のバランスが崩れると、自律神経の変調につながり、血管収縮、酸素欠乏という具体的な反応を起こします。つまりTMSによる痛みの直接原因は、血流不足による酸素欠乏といえるそう。

大胆な仮説だけど、でもそれで大方説明ができるようです。
TMSが出る部位は、筋肉、神経、腱・靱帯。
私がいま一番気になっている、睡眠時無呼吸症候群も、酸素量が足りないことから来るもの。
該当しそうです。

酸素足りない→痛みがでる
ってのは、西洋医学的にも間違いないみたい。

で、その対策なのですが、やることがいくつかあります。

大前提として、
これまでの痛みに対する思い込み(ここでは「呪い」という言葉で言われる)を外す必要があります。

特に「この痛みは身体が悪いからだ」という、からだの問題という思い込みから「これは心の感情の問題なのだ」という視点に変えることですが、これが一番大変かもしれない。
自分の思い込み、誰かから言われた言葉って、意外と妙な信念みたいに残りやすいから。
それで、TMSでの治療をする場合は、
先ずその思い込みを徹底的に排除することから始めるそう。
本では講義形式でのレクチャーが紹介されていました。
知識レベルから変えるということですね。

TMSジャパンのサイトでは、読書治療も紹介されています。
本に書いてあることを読んで思い込みがなくなり、
この理論に納得すれば、それだけで痛みがなくなる事例はいっぱいあるのだとか。

TMSについての根本的な考え方↓
潜在意識にしっかりこれを理解させないといけないので、
この考え方を毎日のアファメイションすることも必要なのだそう。
ちょっと宗教っぽさを感じたりもしますが、
いい思い込みで体が楽になるなら、使わない手はないというものです。

「毎日の注意」
痛みは、TMSのせいでおこる。
痛みの直接原因は軽い酸素欠乏である。
TMSは抑圧された感情が引き起こす無害な状態である。
主犯たる感情は抑圧された怒りである。
TMSは感情から注意をそらすためにだけ存在する。
背中も腰も(自分の痛みの出る部分)も正常なので何も恐れることはない。
それゆえ体を動かすことは危険ではない
それゆえ元のように体を動かすべきである
痛みを気に病んだりおびえたりしない
注意を痛みから感情の問題に移す
自分を管理するのは無意識ではなく自分自身である
常に身体ではなく心に注目して考えねばならない

 

いとうさんからも資料を送っていただいたので、
ここまできたらやるしかありません。
一日15分。これ読んだり眺めたり録音して聞いたり。

一週間、怒りを書きだしたので、自分が顕在的に感じている怒りは目の前に出された状態です。

昨日この本が来て読み始めて、
夜、ふと思いました。

ああ、私が他人に感じていたあんな怒りやこんな怒り、、、
あれは、その人に対するものというよりは、その人を通して自分が自分に思っているものだったんだなぁ。
自分が自分に対して思う足りてなさや認められたい感や、それを他者を通して欲求していたんだなと気が付きました。

それは、なんでそう思ったかというと、
この本にあった文章からでした。

TMSには性格特性があるそうです。「タイプT性格」とあります。
かかりやすい性格といえばいいのかもですね。
そこに書いてあった性格は、
6つの根本的欲求に起因しています。

①完璧でありたい
②人に好かれたい
③見捨てられたくない
④満足したい
⑤強靭な肉体でありたい
⑥死にたくない

 

TMS患者は、欲求を満たそうと自らにプレッシャを課しているものの、欲求が強ければ強いほど十分に満たされることはなく、その挫折感から激しい怒りが生まれてしまうのです。

ううっ、痛い。突かれる~。まるままです、私。

日常的ストレス∔幼少期トラウマ∔性格→無意識に怒りが蓄積されていくと。


なるほどな~と思いました。

怒り自体は全く何もケアできていませんが、
カニズム的には納得しました。
なんだかすっきり。

そしたら、
今日、昨日あんなに痛んでいた肩が結構楽になっている気がします。。。

本にも書いてあったけど、ああ、これがTMSなんだなと思わざるを得ません。

又すぐに痛みは出てくると思うけど、
まあワンステップ踏み出してみたところです。

長くなりました。

まだまだやることはあるので、
日々コツコツとやってみます。
ほんとに人生って修行だわ。
でもよくなる修行ならする価値はありますからね。
結構ポジティブに捉えられてます。今回。

やっとここまできた。