ほほーんと暮らしたい(再)

いつのまにか、言葉が出せなくなっている自分に気づきました。自分の中を整理するために、自分のLead the Selfを保つために、思ったことを自由に書きたいと思います。最近は私の体調(うつ病)や難病(ファブリ―病、大腿骨骨頭壊死)の夫との近況についてがほとんどです。

若気の至り

今日、ドリンク剤を飲みました。
買い置きのまま、棚に転がっていたのを見つけたので、
少しきついなぁと思ってた時分、飲んでみるかとキャップを捻り、ちびちびと。
少しお高め系のなので、濃いのです。ぐいっといけるタイプじゃなかった。

私が初めてドリンク剤なるものを口にしたのは大学生の頃。
期末試験前の夜鍋勉強に、「起きていられる」と周りで流行っていたものです。
コーヒーは常習なので、夜に起きていられるの?と飲んでみたら、その効果に驚き、「それから困った時のドリンク剤」は私の定番になりました。
結局カフェインが血管を開いてくれるのだと思うんですが、疲れにも効く感じがします。
風邪を引いた時に薬と一緒に飲んだら、即効性がある気がしますし。

さて、そんな私が、同じく大学生だった頃に、
親戚の叔父様が、重い病で入院していました。
お見舞いに行った時に、私は何を思ったのか、ドリンク剤を箱で買って持って行ったのです。
ああ、なんて若気の至り。
当時は真剣に考えたはずなんです。何を持っていこうかと。
単純に元気になって欲しいと思ったのでしょうが、私は知らなかったのです。
入院中に勝手に市販のドリンク剤なんて飲んじゃいけないことを。
そこまで考えが至らなかったというか、全く無知でした。
叔父はなんと思ったことでしょうか。あのドリンク剤は他の家族が飲んでくれたのかな?
若い頃真剣に思っていたことが、甘かった、若かったと思うことを思い出すと、
今でも胸がカーッと熱くなって申し訳ない気分になります。
周りが見守ってくれていたんだなあと思います。

今、子どもたちがそのくらいの歳にもなり、大学生たちとも接しますが、
大人だけど子どもかもしれないと思って、接するように心がけてます。
つい大人扱いしちゃう時もあるけれど、まだ経験がないことやそこまで考えが至らないこともあるのよね。
年齢と一口ではいえないけれど、歳をとると言うのはそれだけ大人になると言うことでもあると思います。
これは人に言われてわかると言うよりも、やっぱり自分でああ、あの時はと思わないと成長しないものかもしれません。
あの時、誰かに言われていたら、どうだったのだろう。
こんなことはもう覚えていないのかもしれません。

叔父が「可愛いやつだなぁ」と思ってくれていたら嬉しいけど、バカだなと思ってたかもしれません。
「おじちゃん、申し訳ない。考えが至らんでごめんね」今更エア謝罪。毎日仏壇の前でお名前呼んでます。


自分が大人になったなと思うのは、こう言うことに気づけた時からです。
きっと誰にでもこう言うことはあるのだと思います。
思い返すと特に20代の自分は恥ずかしいことばかりやってきたなと。
周りに随分助けてもらったのだと思います。
私も助ける大人にならねばです。
やっちまった子に優しくできる大人に。

今日の朝顔は3つが開花しました〜。
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