ほほーんと暮らしたい(再)

いつのまにか、言葉が出せなくなっている自分に気づきました。自分の中を整理するために、自分のLead the Selfを保つために、思ったことを自由に書きたいと思います。最近は私の体調(うつ病)や難病(ファブリ―病、大腿骨骨頭壊死)の夫との近況についてがほとんどです。

喪失はどうして悲しいんだろうか 2023.4.7

きょうのらんまん、悲しかったです。
人の命は等しく限りがあるのに、おわかれはどうしてこんなにも切なく悲しいのでしょう。
ドラマだというのにね。
人として生まれると必ず同じように経験するのが死。
人として生まれたなら、例外のないこと。
誰かと関われば関わるだけ死も生も経験数が上がっていきます。

「らんまん」で万太郎がみつけたお花は、バイカオウレンではなくて「セツブンソウ」だったそう。
ドラマの中では「違う花」としか言ってなかったのに、ツイッター民が探してトレンド入りしたようです。すごいなぁ、みんな。
「セツブンソウ」を調べてみたら、バイカオウレンと同じキンポウゲ科のものだとわかりました。白い花びらは似てるけど、おしべめしべがちょっと違いますね。
セツブンソウという名の通り、2月あたりから咲くみたい。

www.shuminoengei.jp
■Agust D '사람 Pt.2 (feat. 아이유)' Official MV

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ユンギさん(Agust D名義)のアルバムから先行シングル。
フューチャリングは、あのIUちゃん。
甘い優しい感じの楽曲です。
歌詞も優しく語りかけるような励まされるような感じがします。
これまでのユンギさん(Agust D)のラップイメージからはまた違う、
モード感。

「喪失はどうして悲しいんだろうか 本当は恐ろしいから悲しいんだ」
「あなたはどうして悲しいのか 本当は恐ろしさの方が大きいんだろう」
「一緒に未来を描いていた僕たちはいなくて 作った砂の城を壊してしまったのは僕たちなんだ」
「勝ち負けなしのゲームとはいうけど 僕はいつもgame loser」
「すべてをあげると言っていた僕たちはすべてを壊す そして離れていく 愛であれ人であれみんな利己的だからさ」
「そうだな 利他的なのがもしかするとかえって利己的なんだ
 君のためにするって言葉はつまり僕の欲なわけで」
「欲を捨てれば幸せになれるだろうか 満たしきれなかった中途半端な虚像」
「人生は抵抗と服従のはざまの戦いというけれど 僕に言わせれば淋しさとの闘いだ」「涙がこみ上げたら君、ないてもいいんだよ あなたはもう愛してるに値しているのだから」

 

多くの人に伝えたいメッセージでもあり、(コロナ禍による)喪失感の中での自分に対しての語りかけでもあったと、この曲の最後にコメントがあります。
別のインタビューで「感情のコントロールは?」と聞かれ「感情に意味づけしないこと」と答えたらしい(出典は不明)のですが、
その言葉は彼らしいと思います。そしてそんな彼でも喪失感を感じる、そんな心情になることを、静かにみつめ、柔軟に生きている。そんな姿勢もやはり彼らしい。他者との関係よりも自分との関係性、自分の欲望に忠実。

不安と怖さについて考えることがここ数日続いていました。
なので、このタイミングでこの歌詞が来て、結局は自分の欲や悲しみや怖さを客観的にみるその強さに、それでいて泣いてもいいと寄り添ってくれる感じにぐっときています。

私が今求める生き方はここにあります。ユンギさんにあやかりたい。

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夫の調子はというと、透析中に血圧が下がり気味なので、まだ透析に車いすではいけず、ベッドのまま移動しているのだそう。
今日は、透析がない日で、入院して初めてシャワーしてもらったらしく(全面介助)、すっきりしたよう。

元気だけど不自由という状態のようです。

SWさんから連絡が入り、転院予定先と面談の予約を取ってほしいとのこと。
転院に面談が要るというのは初めてのことです。
これまでの経緯のヒアリングと説明とのこと。面倒だけど行くしかないので日程を調整しました。
個人的な感覚では、上記の状態で転院するのはリスクがあると思うのですが、
徐々に落ち着いてくることを見越しての対応なのだろうと、希望的観測をしておきます。