何年かぶりにくらってしまった。
魔女の一撃。
ギックリ腰ですね💦
振り返ってみれば、
胃腸の調子がなかなか戻らず、でもお酒も飲む気になったりもして、
この時期にしては悪くないと思ってた。ヨガもやってるし、ちと慢心があったかもしれない。
その日は腰ではなく身体全体が冷えて、思えば数日前からお腹から下半身の冷えが強くなっていた。
このところの急な冷え込みのせいだ。
そして私はそういう気候の変化で症状が出る人なのだった。
つい忘れてしまう。
朝から寒くて着る毛布にくるまったまま、施設にいる母とのオンライン面会。
「なんね、寒いとね」と言われる私。
母は寒いのには強く、しかも空調の安定している施設で、カットソー一枚。
かたや着る毛布で首元までしっかり防寒している娘。
面会後、より寒くなって葛根湯を飲んで寝込む。
ヨガも休みの連絡を入れた。
ちょっとした不調ならヨガをすれば復調することも多いが、この日はまずそんな気がおきない。
身体が冷えているので上から温めてもなかなか復調せず風邪でもなさそうなので、風邪薬も違う気がして薬を探すのはやめた。
とにかく寝ておくしかない。
寝ていても疲れ感がずっとあり、
家事もできる気がしない。
ただこの時点では、気力が出ればどうにかいける思っていた。
頑張って机に行き、明日のパワポの手直しをして、冷えてる下半身を温めようと、着替えをとりにベッド近くに行き、床にある洋服を取ろうと腰をかがめた瞬間。
ピキッ
目で見る風景がスローモーションになる。
中森明菜の名曲が脳内に流れる。
(この曲が流れる人は同年代です。)
ああ、やってしまった。
出会いたくなかった。この痛みとは。
何度も出会ってるけど、もう勘弁してほしい。
幸いベッド横だったので、傾れるように横になった。
そして私はガリバーのようにそこから動けなくなってしまった。まあこれも経験済みなのでそう動じることもない。
これまた幸いに手元にスマホがあったので、各所に連絡はできた。
やってしまったら、もう何を後悔したところで状況は変えられないということを、私はこれまでの経験から知っている。
一晩寝て少し落ち着いた場合と、もう何をしてもダメな場合との2択。
後者の公算が高いことも経験上わかっていた。
オンラインで塾の講師バイトをしている息子の終わりを待ちつつ、少しでも動けないかと画策するも、ガリバーとなった私は依然と動けない。小人もいないのに😢
夕日も落ちて寒くなってきたのに、毛布を着ることも出来ずに「詰んだ」と天井ばかりを見上げる私。
数時間が経った。
もともと「不調でご飯作れないからおかず買ってきて」と息子には頼んであったので、私の状況は悪化しただけである。
バイトが終わった息子に、クローゼットからコルセットを出してきてもらい、どうにかガリバーを脱出した。
コルセットで多少なりと固定すれば、少しずつ動けるようになる。
とにかくトイレに行けるようになれば、まずは最悪はクリアできるので、ちょっとほっとした。
うちは家人のためにトイレやお風呂に手すりをつけているのだが、これらには私も結構お世話になっている。
なくても普通は不自由しないが、こういう時は不意にやってくる。あるに越したことはない。
そういえば、先日うちのマンションの階段にも手すりがついた。
早々に役に立ちそうだ。
まだ外出できそうな気がしないが、明日整骨院の予約を取ってみたので、チャレンジしてみるつもり。
何もしていないのにあっという間に時間が過ぎている。
いろいろ不安定に過ごしてきたので、強制終了がかかってしまったのだろう。
やっぱりこの季節には何かある。