ほほーんと暮らしたい(再)

いつのまにか、言葉が出せなくなっている自分に気づきました。自分の中を整理するために、自分のLead the Selfを保つために、思ったことを自由に書きたいと思います。最近は私の体調(うつ病)や難病(ファブリ―病、大腿骨骨頭壊死)の夫との近況についてがほとんどです。

色を持つ 2021.1.9

寒いっ!
昨日も寒かったけど、
雪が降っている分なんとなくあったかい感じがしていたんですよね(感覚か!)
今日は、雪もずっと降ってはいますが、量は少なめ。細かい雪。
でもその分冷えている。
気温は昨日と同等かもしれないけれど、
「冷えはじめ」と「冷えた」の違いですかね。
周りの温かい空気がすべて冷えてきてる。
これはもうエルサがやってきたに違いない。

雲研究者の方のツイッターの写真がすごい。リンク張ってみたけど
みれるのかな?
見事に日本海側と太平洋側がぱっきりと。山脈が雪雲をせき止めてるんですね。

山形に居る娘が、仙台支社に出勤する日があり、雪対策で前入りしたけど全く降ってない積もってない状態だったのが、翌日帰りのバスの中から、「すごい!山形に入ったら大雪!」とメッセ。
雪国でさえ、そんな感じだったようです。

明日はマイナスは外れそうなので、雪も明日で終わりかな。
福岡で雪が積もることって年1,2はあるけれども、ここまでの寒波は13,4年ぶりかな。
車の雪下ろしを始めて体験しました。小さい雪だるまも作ったので満足笑

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さて、今日は色の話を書こうと思う。

私にとって、色は自分の感情を豊かにしてくれるもので、
いつもそばにいてくれるものだ。

昔はそれが当たり前だったので、
好きな色、これが自分の色みたいな固執はあまりなかった。

敢えていうなれば、柄がついたものや派手なものは、私には似合わないと思っていたので、ひっそりこっそり的なものを好んでいた。
赤でも真っ赤ではなく、オレンジがかった赤という風な。
花もバラではなくチューリップやひなぎくを好むみたいな。

二十前後で、ふと自分の中に革命が起こった。
それまではかなり黒を好んで着ていた。安心するのだ。
黒といっても喪服的なものではなく、おしゃれなものとベーシックなものを重ねていたのだが。
「このまま黒っぽいモノばかり着てはいけない!」「せっかく若いのに明るい色をきないでどうする!」みたいな思いが突然にわいた。

そして、1万円の薄いピンクのジャケットを、当時付き合っていた彼に誕生日プレゼントとして買ってもらった笑
(その時は大きな雪だるまぬいぐるみとピンクのジャケットのどちらかでとても悩んだ記憶がある。若かったw)

赤いニットの上下もお気に入りでよく着ていた。
こちらは、家庭教師をしていた女の子のお母様が、ご自身がオーナーのブティックで見繕ってくれたものだった。

赤いフレアのロングスカート、赤い靴と赤シリーズの時もあった。
勢いがありました。

大人になって、また黒や紫が多くなっていた。

3年前に病気をした時に、また「このまま黒や紫ばかりはいやだ!」という内側の声で、今度はパステル系も購入するようになった。
そのうち、オレンジや緑が着ていてとても落ち着くことに気づき、
オレンジ・緑も増えていった。

洋服は顔移りや似合い度がどうしてもある。
洋服以外はどうかというと、
濃いピンクはここ数年の私のポイントカラーになっている。

濃いピンクは私にとってなぜか嬉しい色なのだ。
このなぜかというのは、わからない。
何か理由があるのだろうが、これだなというのが見当たらない。
でも、このピンクの色がないと沈むのだ。
あると、こころが喜ぶのだ。

以前、レゴの九州での勉強会で作品を作りシェアした時に、
私がピンクのブロックを使い、「このピンクは私にとってなくてはならないもの」と表現したら、ご一緒した女性(私より年上)にとても驚かれたことがある。
この方は、ものすごくパワフルに動かれる方で、色で言えば赤!猪突猛進みたいな方なのだが、その方から「びっくりした。私にはそういうところは全くない」と言われた。

ピンクというとちょっとやらしい響きに聞こえたのだろうか??
昔はそういう、人からどう思われるかの部分もあってなんにしても抑えめを選ぶような私だったが、
今は好きなものは好きといえるようになった。
正直なところ、エロ的なものは私のピンクには全く込められてないのだけど、
そう思われたとしても、まあいいやという感じ。ただし男性の前であまり言わない方がいいのかもしれない。誤解される。ま、されたところで困る年頃でもなくなってきたんだけども。

さて、この年末、お正月用にお花を買った。
仏壇用も買った。が白と黄色の菊ばかりではどうも映えない。
写真を撮るわけでもないからと思ったが、どうもこの色味では気持ちが静かすぎるのだ。
毎日手を合わせる仏壇では、もっと気持ちを高揚させたい。
そう思ってピンクのカーネーションが入ったセットを選んだ。

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実は私はカーネーションという花はあまり得意ではない。
なぜかは、これもまたわからない。
だから、母の日には自分からはカーネーションを選ばない。
送るのはバラが多いかな。

なのに、このピンクのカーネーションは、可愛いと思った。
仏壇はタンスの上にあるので、私の顔に近いところに花がくる。
顔の近くにこの色を置きたい。目に入るところに置きたい、単純にそう思った。

毎日、仏壇でお参りする時、心が沈まない。
嬉しい思いで参ることができる。
これ、結構嬉しいことで。
色の効果って大きいと思う。
ほかのみなさんはどうなんだろう。

家の中があたたかく、外が冷えると窓が曇る。
昔、冬になると弟と二人で家じゅうの窓にあれこれ落書きをしていた。
その時によく描いていた絵を描いてみた。
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ネズミの後ろ姿。「ちう」という言葉もいつも添えていた。
私の中には、ずっとこどもの私が存在している。
年は毎年重ねるけれど、子どもの私がいるからいろんな好奇心や喜びも、単純に楽しめる。この子どもを押さえつけてきた日々ではわたしはわたしでなくなっていた。
大人としての楽しみもあるかもしれない。でも、私は子ども心を大切にしたいと思う。

私の子ども心と色の楽しみ方は、どこか繋がっていそうな気もしている。
どこがというと、まだ言葉にしきれないのだけど、

ひとついえることは、どちらとも「心が弾む」こと。「自分の気持ちに正直になれる」ということ。

単純に、それを持って生きていきたいと思う。
それだけでも結構満足なのではないかとさえ、今は思う。