ほほーんと暮らしたい(再)

いつのまにか、言葉が出せなくなっている自分に気づきました。自分の中を整理するために、自分のLead the Selfを保つために、思ったことを自由に書きたいと思います。

心電図で心臓以外のことをみる 2021.1.10

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金曜日はF先生の受診日でした。
月1を私の希望で1.5ヶ月に1回というスパンにして数回目。

大雪の日だったので、覚悟を決めて行く準備をしていたら病院から電話。
「こんな日だから、電話診察に切り替えて、
処方箋はあとから送るというのでもいいですよ」と言われたのですが、
もう行く気満々笑
というより、寝る前のお薬がもうこの日分しかなく、
送られてきても間に合わないのでした。
私にとって、なによりこのねる前のお薬はお守りのようなものなので、
切らしたくない。

そういえば、お薬も随分減りました。
というより、多くはビタミン剤や乳酸菌で、
主要なものは先ほど書いた寝る前のお薬くらい。あ、アレルギーのお薬もですが。
耳鼻科に行かずに良くて助かってます。

今回は食前の漢方薬も効いて要るかどうかわからないので、
今回からしばらくやめてみて、様子をみることにしました。

先生曰く「薬は道具だから、うまく使えばいい」
定期的に通い相談しながら進めているので、投薬にも安心感があります。

ということで、雪の中、行って来ました。
電話の時には市中の状況もわからなかったので、
「出てみて、もし今日はいけないや、と判断したら連絡しますので、
そのときは電話診療に切り替えてください」とお願いしておきました。

思ったよりもスムーズに動け(途中凍っているところはヒヤッとしたけど)
時間通りに到着。

診察券を見ると「心電図」と書いてある。
そうだった。今日は心電図。

定期的に通っているので、心電図やら、肺のレントゲン、
腹部エコー等一般の定期健診のようなことは年をかけてやっていて、
去年との比較もしてくれるのでこれも安心している。
わざわざ人間ドッグにいかなくても、じっくりみてもらえる。

で、今日は心電図。
私に心臓疾患はなく、ほぼ何も引っかかった記憶はないので、
人間ドック的な健診の一環かなと思っていたのだけど、
先生が結果をみながら、「これはね、心臓の動きを見てるだけじゃないんですよ、
心臓の動きと自律神経の動きを見てるんです」と言われるので
「えっ?そうなんですか?」とつい言葉が出てしまった。

心臓の鼓動は「ドックン」という音で表現される心拍のことだが、
その心拍と心拍の間の時間を「心拍間隔」というそうだ。
心電図には「ドックン」となる時に発生する電気信号が表示される。
この電気信号は、心臓が収縮する時に心臓内に起こる電気の分布の変化によって引き起こされるもの。
電気信号には山や谷があって、心電図の一番鋭いピークである山の部分は、
心臓の心室が急激に収縮して血液を心臓から送り出している時に発生する電気信号なんだそう。つまりここは心臓が「ドックン」となる時を示している。

安静時に心臓がゆっくり拍動している時は、この山と次の山の間隔は長く、
反対に、心臓が速く拍動するときは、この間隔が短くなる。

まあここまでは理解の範囲。

じゃあ、ずーっと安静にしていたら、
この山の感覚は同じかというとそうではないらしい。
「心拍は規則正しく打っているように感じるけど微妙に、0,1秒くらい違うんです。
こうしてずれていることが大事で、ずれていないのが病気なんです。」
とF先生。
「へ~~~!」
またつい声がでてしまう。
「あなたはこれが微妙に揺れている。ま、もともと揺れがある人ではあるけど、
自律神経としては非常にあなたは今いい状態であるということが言えるんです。いい揺らぎです。」と言われる。

そうなのか。
示された数字は前回より少し増えているようだ。
それが平均的にどうなのかとかはわからないけど、
動かないゼロではないのでいいのだろう。

それよりも、心臓と自律神経は違うものだと思っていたのに、
そんなところで確認ができるのかというのが驚きだった。
ググってみると結構引っかかるので、すでに医学的には一般的な知識なのだろう。
F先生は、「30年前にこの研究をしていたのが、今役にたっている」とちょっと嬉しそうに言われていた。

検索した中にこんな記述があった。

心拍変動の研究は、1990年代、2000年代に渡ってバイオメディカルエンジニアリング(生体医工学)や情報工学の分野で注目されてきました。その大きな動機付けとなっているのは、小型化された計測機器や無線ネットワークをはじめとする生体信号をリアルタイムに取得し解析する情報処理基盤がそろってきたこと、さらに、ストレスが大きく注目されはじめた時代の要請として、ストレスを簡便に計測できる可能性を心拍変動解析が持っていたこと、です。特に、自律神経活動の状態をリアルタイムに、かつ、人体に負担が少ない状態で計測できる可能性も持っていることにより、工学としての応用範囲は大変広いものになります。車をはじめとする乗り物が、操縦者である人のメンタル状態を把握することや、高齢者をはじめとする心疾患の危険性のある人の自律神経機能を常時モニタリングすることで心疾患発生の危険性をより正確に把握する等、様々な応用が検討されています。

心拍変動とはなにか?心拍のゆらぎとはなにか? 心拍間隔 [ストレスと自律神経の科学]

F先生の言われた30年前という話と一致するな。
疾患だけではなく、人が使うことを前提とした工学系に使われるということは、
逆に工学的なものから、メンタルにやさしいものやメンタルにいい状態のものが提供される可能性も期待できそう。

もう一つ検索したものも、転載しておきます。

R-R間隔は常に変動しており、その瞬間のR-R間隔の数が1分間でいくつあるかが瞬時心拍数といいます。このR-R間隔変動はいくつかの周波数の波が重なって構成されていること、また周波数解析をすると心臓自律神経機能と密接に関係があることが1996年に明にされました。

 そこで、心電図のR-R間隔変動による周波数解析から心臓自律神経の心臓交感神経、心臓副交感神経が解るようになり臨床に応用し始めました。

 

ここで、心臓自律神経と明記する理由は自律神経には地域性があり、胃の自律神経の状態は胃電図で計測し、目は瞳孔の大きさが自律神経支配を受けているように、全身の臓器が無意識のうちに調整されている自律神経は、それぞれに独立しながら相互に関係を保ちつつ生体を一定の状態に保っています。したがって、心電図による心臓の自律神経状態を観察することから、心臓自律神経としています

 

 1996年に明にされたという「周波数解析をすると心臓自律神経機能と密接に関係があることがわかった」ことは、今回F先生が言われたことと同じことだと思う。

「全身の臓器が無意識のうちに調整されている自律神経は、
それぞれに独立しながら相互に関係を保ちつつ生体を一定の状態に保っています。」とある。
これは以前別の本で読んだ記憶がある。

体の色んな部分で自律神経は計測される。
「それぞれ独立しながら、相互に関係を保ちつつ。」
人の体というのは、ほんとにうまくできているのだなと感心する。
でもだからこそ、一つが機能しなくなるとそのバランスは崩れ、
違うところに支障がでてくることもあるのだろう。
全体でカバーはするものの、長く続くとどこかにひずみが来るだろうことは容易に理解できる。

なるほどな~と思ったわけです。
既知の方には、「んな、当たり前じゃん」かもしれないんですが、
知らなかった(腑に落ちなかった)ことをなるほどと思えてよかった、
今回の受診でした。

知らないことを知るって、面白い。ワクワクする。
それが自分のことならなおさら。
あれ、これって昔生物で習ったホメオスタシスのことだよね?

私の体は、私は無自覚でもしっかり動いてくれているんだよね、休まずに。
当たり前と言えば当たり前だけど、
ありがとう、だよね~。