ほほーんと暮らしたい(再)

いつのまにか、言葉が出せなくなっている自分に気づきました。自分の中を整理するために、自分のLead the Selfを保つために、思ったことを自由に書きたいと思います。最近は私の体調(うつ病)や難病(ファブリ―病、大腿骨骨頭壊死)の夫との近況についてがほとんどです。

熱中症再び

このところ、夫の調子がよくない。

透析の日は、透析自体がからだに負担がかかるため、帰ってきて調子が悪いことは多々ある。
とにかくきついらしく、晩御飯が食べられないことが多い。

最近は、その翌日まで持ち越すことも多い(気がする)。
何がどう不調なのかは本人が口にちないのでわかりにくいのだが、
「はあ、きつ。はあ、きつ」と呪文のように繰り返し、家の中を放浪する、とか
いきなりうなり声をあげて倒れこんだりする。
そのたびごとに、背中をさすりにいくのだが、それが効いているのかは不明。
しばらくしたら、落ち着いたり、落ち着かなかったり。

今日の朝も調子はいまいちのようだったが、着替えて出る準備をしている。
買い物に行くという。
明日の透析に持って行く用のパンを買うのがメイン。その他お買い物もあるようだ。

が、連日の猛暑。
9時過ぎの外は、まだ朝のうちと言えども暑い。
先日夫は熱中症になったばかりだ。

miww55.hatenablog.com
息子も「僕がバイト帰りに買ってきてあげるよ」と止めに入ったが、
「好みのパンがあるから」と却下していた。
言い出したらきかないのは、いつもの通り。
「買い物だけしてかえってきーね」といって送り出した。

1時間くらい経った頃、携帯がなった。
「下に居るんだけど、また上がりきれんくなった。水持ってきて」
と夫からのSOSコール。

水のペットボトルと氷を持って階段を降りる。
階段下には居ない。荷物だけがある。
車に行ってみると、カバーをかける途中の車の中に、
真っ赤な顔をした夫がへたばっている。

すぐに氷を首の頸動脈のところにつけて、ペットボトルの蓋を開けて水を飲ませる。
ドアを開けただけで暑い暑いと大騒ぎするので、扉を閉めて私は助手席に回り座って扉を閉める。フロントガラスにカバーをつけて、エアコンが効くのを待ちながら、
氷を首や頭に移動しながら冷やす。
前回やったことを、再びやるしかない。
今回は車のクーラーがあるので、ずいぶん助かる。
とはいえ、ずっとこのままでは治らないだろう。

今日は息子がもうバイトに行ってしまって、おんぶして上がるわけにもいかない。
とはいっても、多分前の時より状況はよく、意識の混濁もなさそうだ。

私は、車にかけかけたシートを外して、後部座席にほおり投げた。

車を少しでも冷やそうとして、車のカバーを通販で買った夫。
それをまたこの炎天下で車にかけようとしたらしい。
そして手間取ってしまったらしい。

外した私に「俺の努力を無にしてしまったわけね」とか嫌味を言う。
そんなことするから、熱中症になるでしょうがっ!

自分の体のことをわかっているのかわかっていないのか。。。

しばらく休んでから、夫が動くというので介添え&荷物持ち。
よたよた、休み休みながら、3階までの階段を上り切りました!パチパチ
サンダルを脱がせて、
そしてベッドの部屋に直行。

エアコンの温度を25度まで下げてON.
洋服を脱がせ、ベッドにまっすぐに寝かせ(私の腰が怖かった💦)

アイスノンを首の下に、氷をわきの下に、保冷剤を鼠径部に配置。
上半身がなかなか冷えず、氷をあちこち移動させながらむらなく冷やす。

・・・というのをやってたら、11時02分の黙とうができませんでした。
しかし、目の前の弱ってる人の手当てを優先しないわけにもいかず。

しばらく冷やすと、顔周りはどうにかひんやり落ち着いてきたので、
私は部屋を退出。
しばらく寝せておきました。

今回は、意識が飛ぶことも、記憶があいまいになることもなく、
軽く済んでよかった。

でも、もう3度目は勘弁したい。

息子にLINEで報告したら、息子激おこ。
本人曰く、怒ってるんじゃなくて、倒れられると困るし心配だからとのこと。
それはわかる。
帰ったら厳しく言うそうです。
私よりも息子の言葉の方が、夫には効きそうだから、
彼にお任せしようと思います。

自分の体を過信してはいけませんね。
そしてそうなったときは、誰かに頼るしかないわけだから、
ヤバいと思う前に手を打たねば。
私が居なかったら、下手したら、道に倒れて干上がっていたかもしれません。

これを読んでくださっているみなさまも、どうぞこの夏、お気をつけて。

心臓が痛くなるようなことは、もう嫌です。