ほほーんと暮らしたい(再)

いつのまにか、言葉が出せなくなっている自分に気づきました。自分の中を整理するために、自分のLead the Selfを保つために、思ったことを自由に書きたいと思います。最近は私の体調(うつ病)や難病(ファブリ―病、大腿骨骨頭壊死)の夫との近況についてがほとんどです。

近況~残暑お見舞い申し上げます。

残暑お見舞い申し上げます。

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残暑見舞いのハガキを出さなくなってから、もう何十年と経ちます。
今みたいにSNSで即連絡が取れるような世の中が来るなんて、
子どもの頃はもちろん、大人になっても想像できませんでしたね。
私が働き初めてから出てきた画期的なツールが、ポケベルだったので。

しかし暑いですね。今日の福岡は最高気温が37度をマークしそうです。
朝晩は少し涼しくなったかなと思った矢先、湿気が増えてムシムシした夏の日が増えてくるそうで💦
私は一人で過ごしている時にはあまり冷房を入れないので、
今日もそうやって過ごしていますが、窓から入ってくる風が生ぬるくて
「疲れる風だな」と感覚的に感じます。
風に当たると疲れてくることがありませんか?

特に体が弱っていたり、病中の時には、「日の光や風は刺激になるので、外に出ないこと」と子どもの頃、お医者様に言われたことがありました。
「元気になりかけているのに」「太陽の光を浴びれば元気になれそうなのに」「風を受けて気持ちよさを感じれば」と思っていた私には、そのお医者様の言葉は衝撃的でした。子どもの頃は感情が突っ走っていましたからね。
感情の赴くままに行動して、すぐ体がダウンするということがよくありました。
今思うと、です。

状況次第なのだろうと思いますが、
今、私がこの暑さや風に気持ち悪さを感じているというのは、
今の私の身体が、それを欲していないということなのだろうと思います。
感情的には、ぱーっと外に出てアクティブに体を動かしたいという気持ちも無きにしも非ずですが、その後の事が想像できる今は、それはやめて、おうちで麦茶を少しずつ飲んで涼んでいます。(でも今日はそろそろクーラーをつけようかな)

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この夏は、母の四十九日や初盆があって親戚たちとのやりとりを久しぶりにしたこともあって、自分のルーツや人生やその周りに居てくれた人たちのことを考えることが、自然と増えています。

大学時代の同窓会もありました。
夫の調子が日々すぐれず、直前までいけるかどうかわからなかったのですが、
どうにかいけることに。

同時に、最近、言葉をうまくしゃべれない(書けない)状況があって、
行くのが憂鬱でもありました。
うまくしゃべるというか、自分の思いをうまく言葉にすることが出来ないという方が正しいのかもしれません。
「今、なにがしたいの?」「何が食べたいの?」「何を求めているの?」と例えば聞かれたとして、その返事に窮してしまう自分が居ます。
「何もしたくない」わけではありません。でも「何かしたい」というものもない。
何か、自分がどこかに忘れてきたものがありそうなのに、思い出せない。そんな気分。

何やら探してみようというのでもないのですが、ドラマや小説を読んでその世界にぐっと入り込むと、なにやらその忘れ物がみつからないだろうかと、思うに任せてそういう中に入ってみたりしています。

お盆の法要の後、家族と入ったファミレスで、タイ料理をみつけ、「これ!」と心が喜んだことを思い出しました。

先日見たドラマで
「みんな悲しそうで 俺より辛そうで
しかも優しいから 言えない 俺だって悲しいのに」
というセリフがありました。

今の私の心情に似ています。
夫の介護がなかなかに辛いのです。

正直、「私だって辛いのよ」と言えれば少しは楽になるのでしょうか。
もう、あのおえおえする声を聞きたくはないのです。
とはいえ。

久しぶりの、忘れていた感覚を取り戻すことから、この晩夏を楽しんでいきたいと思います。
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