ほほーんと暮らしたい(再)

いつのまにか、言葉が出せなくなっている自分に気づきました。自分の中を整理するために、自分のLead the Selfを保つために、思ったことを自由に書きたいと思います。最近は私の体調(うつ病)や難病(ファブリ―病、大腿骨骨頭壊死)の夫との近況についてがほとんどです。

巡禮記 熊野三山ツアーにいってきた その③ロッククライミングな神倉神社

 

その①はこちら↓3日目の私の中でのトピックを書いてます。

巡禮記 熊野三山ツアーにいってきた その①衝撃の那智のお滝 - ほほーんと暮らしたい(再)


その②はこちら↓1日目の神倉神社前までです。

miww55.hatenablog.com

その③です。
1日目の後半は、熊野速玉神社の摂社である神倉神社へ。メインイベントです。
というか、途中からそうなりました。
はやたまさまを歩いていると、過去のツアー経験者から「神倉さんは大変」「前回は死にそうだった」「普通には登れない」等々の言葉を聞き、ビビりな私は萎縮しまくってました。
ここまでくればいかないという手はないのですが。ここ数か月前のぎっくり腰が、最近またちょっと痛んだりして怖い。直前に整骨院にも行ってきましたし、コルセットもしてきたので、これを信じて!
摂社は小さいとは限りません。
車で移動して数分の場所ですが、山のふもとです。
写真では見ていたけど、想像以上だった。

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今回の旅は、ご先祖さまも連れてきています。
と書くと、「は?なくなってる人をどうして連れてこれるのよ」なんて言う方もいらっしゃるでしょうが、連れてきてるんですよw
この旅に来るにあたり、幾度か地元の神社やお地蔵さんに「熊野に行ってきますよぉ」とご報告をして、後ろの方々にも「一緒に行きましょね」と再三お伝えしてきました。
そういう見えないご先祖さまと見えない神やなにかとをあると信じ信頼してつなぎ合わせてみる。そういう作業がここでは行われます。
見えないからといって、ないとは限らない。
「見えないものを信じて、しゃべらず、振り返らず、ゆっくりと自分のペースで登る」。これがお約束でした。

この石段ですから、ギャーギャー言いながら登った方が気楽なのですが、
あえてそれをせず、一心に上を目指して登っていく中で、見えないものとの向き合う決心をつける感じもありました。

神倉神社にはこちらに詳しい情報があるので、ぜひご参考に。私が調べた中では一番わかりやすく、いろんな情報がありました。石段のことなんかも書いてあります。

http://www.mikumano.net/meguri/kamikura.html

この記事によると、石段は538段。鎌倉積みというらしいのですが、自然石を重ねた石段なので、上りにくい。途中手をつかないと登りにくい場所も数カ所あって、一度手をつくと、そこから態勢を立て直す時に腰に力が入る。それが腰に不安を持つ私には怖い。登ること自体は、嫌いじゃないのでいいんだけど、実際は降りる方が怖かった。

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登りきると、こんな感じで、巨石がごろっとしています。これらがご神体。(一番大きい岩はゴトビキ岩というらしい。ゴトビキとはカエルのこと。手前のお手水岩のところでもカエルの鳴き声のような音が聞こえます)
こちらに熊野のお神様が降臨されたとか。
その横にお社があります。
見晴らしも素晴らしい。お社では何を願ったのか忘れました(--;おそらくほっとして「登れましたぁ!」という報告で終わったような。なにしろ狭いので、後から来られる方もいらっしゃってゆっくり祈れない。

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横にスライドして、(といっても一度途中まで降りて岩をまた登って)

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この岩の部分は名前が明らかではないのですが、
女性器の形をしています。
神社には女性器男性器を形どりお祭りされているところも多いと聞きますが、私は初めて参りました。正直なところ、あまりこの手のモノを目の前にしてすんなり参る気持ちを持てなかった私でしたが、(で、ここに登るまでここに在ると知らなかったし、心の準備もなかったのですが)なぜかここで手を合わせると、違和感なくて、また先祖の方々に対し、ありがたいという思いが湧き出てきて、それが非常に不思議でした。

横にスライドすると、(ここも一度途中まで降りて岩をまた登って)、クリトリスを形どった部分も。
育子さんのナビも入ります。「自分が気持ちいいと思うことを大切に思っていい。」育子さんが言われた言葉通りかどうかわからないけど、私はそういう風に受け取り納得しました。自分を認めるということは、こういうことなのかもしれません。
ここは写真が撮れなかった~。場所的に身動き取れず。

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 随所随所に右回りにねじれている木が。

気の力?磁力かな?
確かにここ周辺でお参りしている時に、あわせた手に右周りのループの力を感じます。

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 火神社とお地蔵さま。

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よく見ると、変わった鳥居です。
>両部鳥居。
>両部とは密教の金胎両部(金剛・胎蔵)のことでを、両部鳥居は神仏混淆の神社に多く見られます。
と先ほど紹介したブログより。
綺麗な朱塗りで手入れされています。

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最後は猿田彦様に、ご挨拶。おかげさまで迷わずに下山できました。ありがとうございました。

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ふもとの小学校。ちょっと暗いのでわかりにくいけど、木造でいい味出してました。
子どもたちがあの石段をワーワー言いながら駆け上がっていて、微笑ましかった(^^)
こんなところで育ったこどもたちは神仏と自分たちをどう位置付けてるんだろう、なんて思ったり。


さて、初日はこれで終了。回転ずしのご飯→ホテルで大浴場のんびり。ホテルの部屋も広々。
リラックス❤
ベッドはダブルサイズ。のびのびでした~。

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 その④はこちら↓

巡禮記 熊野三山ツアーにいってきた その④二日目は「流れを整える」。魂チームは極楽浄土下見ツアーへ。 - ほほーんと暮らしたい(再)