ほほーんと暮らしたい(再)

いつのまにか、言葉が出せなくなっている自分に気づきました。自分の中を整理するために、自分のLead the Selfを保つために、思ったことを自由に書きたいと思います。最近は私の体調(うつ病)や難病(ファブリ―病、大腿骨骨頭壊死)の夫との近況についてがほとんどです。

希望 2019.4.6

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ちょっとブログを書くことから遠ざかっていました。

毎日はいろいろあるし、思うこともあるけれど、
それを書いてどうしたいのかと思うと、その答えがでない。
なので、無理して書くことをやめました。

では今日は何を書いてどうしたいのかというのがあるかというと、
今日も正直それはない中で書き始めています。
止めるのは良くない。少しでも流しておきたい。というのが正直なところでしょうか。
少しでも流しておける状態になった、というのもあります。
この数日、疲労感も強かったので、
PC前に座ることやスマホを見ることも、結構辛くて。

敏感になりすぎている時には、
電磁波やSNSあたりからの思念みたいなものもワーッと受けてしまいがち。

ここにきて、この敏感すぎる自分といかにつきあうかを、
真面目に考えないといけないなと思っています。

この案件はそれこそ生まれて以来ずっと持っている案件なのですが、
それが問題を引き起こしているということにはっきり気づいたのは昨年。
敏感な心身と病気は私の中では=じゃなかったのですが、
この敏感な心身ゆえに引き起こすものが病気に近いもの。
敏感さは性質なので、なくすことはできません。
でもHSPの本に出会い、これは対策もできそうだし、
耐性もつけれるかもしれないと少し希望がでてきました。

私の主治医F先生は、暴れ馬の手綱は自分で引けるのだと言われます。
私の場合は一緒になって揺れてしまうので、そこの訓練が必要なんでしょうね。

この敏感さは私をずっと苦しめてきましたが、
苦しんでいるのは私だけではないこと、
HSPは1/5の割合で相当数要ることを知り、
マイノリティだけど、わりかし多い部類であることに安堵しています。
マイノリティって、ものすごく蔑視されるから。
数が少ないってことは、評価がされなくて、どっちかというと否定されて、
それが個人のパーソナリティまで否定される、そんな感じを受けてしまうのです。
それが続けば、自己肯定はなかなかできません。
敏感であることとマイノリティであること。評価の低さ、自己肯定感のなさ。
これらに因果関係は直接ないはずなのに、つなげてしまう。
その原因は環境にもあることが、本を読み進めるとわかってきました。

自分に還る旅を、昨年この時期やったはずでした。
昨年は痛みとともにだったし、
当時は敏感な自分のことはわかっていたけど、HSPのことは知らなかった。
今年は、その知識も入れながら、改めて自分の過去から今未来へと自分に還る旅をまたやっていこうと思います。

 今読んでいるのはこれ。
すごいタイトルです。

裏書にある言葉。
==
ちょっとしたことにも動揺してしまう神経質、臆病、引っ込み思案な人(the Highiy Sensithive Person=とても敏感な人)、この本はそんな敏感すぎるあなたのために書かれています。とかく「タフさ」「押しの強さ」「抜け目のなさ」が求められる世の中で、生きにくさを感じる繊細・過敏な人こそ、実は天賦の才能に恵まれた特別な人なのです。そんな彼らが「繊細過ぎる自分」と折り合いをつけ、よりよく生活していくためのアプローチを紹介します
===

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫)

ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫)

 

 HSPが5人に1人の割合でいる世の中ならば、
非HSPの人もこのことは知っておくべきじゃないかと思うんですよね。
って、変な、上から的言い方になってしまうのかもしれないけど。

裏書きに出ているように”「タフさ」「押しの強さ」「抜け目のなさ」が求められる世の中”。そうじゃないと社会じゃ生きられないとか、ちょっと前には「24時間働けますか」みたいなフレーズが流行ったこともあったりしたわけですが、皆そんな社会に疲弊しているわけですよね。
タフじゃなければ生きていけないのであれば、
HSPのような人種は淘汰されているはず。でもそれが一定数いる意味は、必要だからなのでしょう。
多様性が言われている割には、世の中は多様性を受け入れようとはなかなかしません。
特に仕事社会は、生産性をあげるためにバリバリ働ける人を優として求める傾向にあります。この在り方自体を問題に感じます。
社会の風潮を変えることからやっていくか、自分をそれにあわせることをやっていくかしかない。
難しいけど、どっちもやっていくというのを私はたぶん指向するんですよね。

当事者だから。
当事者しかわからないから、声を上げるということを、
私は昔からやってきたし、おそらく私はそういうミッションを魂的に持って生まれてきている気がします。

NPOを立ち上げた時もそうだった。

今度は社会問題に物申す的なことはしないけど。

これも含めて仕事で解決できないかな。
そういうプログラム開発ができないかな。
という一つの希望を持っています。






ゆれゆれ 2019.4.3

不安定さは今日も続きます。
寝たからといって、朝起きたらリセットされているものもあるだろうけど、
そうでないものもある。
そうでなかったら、仕方がないので、ゆるゆるとしながら、
対策するしかない。

久しぶりに午前中眠気が。
一段と体が冷えていたこともあって、
迷わず寝ることにした。
真冬にはほとんど使わなかった電気毛布を、
最近使います。
不安定な時には、体が冷える。
なので、温める。
温めると、随分緊張がほぐれるし、
眠りにも入りやすい。

という感じで気持ちよく寝ていたのだけど、
夢見が最悪。
~~
誰かに付き合って遠いところまで電車で来た。
一人で移動中に、見上げると建設中のマンション。
あそこやばいよなと思ってみてると、
案の定そこから崩落してマンションは崩れてしまう。
やばいと思った時点で、私はそのマンションから走って離れたので、
自分の身には全く問題はなく、怖さも感じなかったのだけど、
衝撃が自分の中に残っている。それを自分じゃどうしようもない。
~~
起きてからも、いい気持ちはしなかった。
夢であることはわかっている。
なのに、なかなか気分を変えることができない。

口の中が渇いているなと思った。
この数日、この症状が気になる。
電気毛布で温められた分体の水分量は少なくなるので、
水分摂取はこまめにしているつもり。

呼吸は浅くなりがち。でもあんまり気にするとよくないので、
気づいたら深呼吸くらいで。


手をかけすぎるくらい、自分に手をかけている。
それをやってこなかったから、今こういう事態になってるんだと思うので粛々やる。

「ひといちばい敏感な子」を少しずつ読み進めている。

ひといちばい敏感な子

ひといちばい敏感な子

 

 
これは敏感な子を持つ親のための本なのだけど、
そういうケアをほとんどされてこなかった私は、
自分が親の目線で自分とこどもたちを想像しながら読んでいる。

おそらく娘は該当せず、息子は該当する気がしている。
一番該当するのは私。
自分育てをするしかないのだろう。

そんなHSPの私に、刺激の強いことがあった。
先日、どうしようもなくて買った食洗器の洗剤。
いつものならよかったんだけど、時間的にいつもの薬局に寄れず、
駅のスーパーで買ったもの。タブ錠のやつ。


使ったら、ものすごい芳香剤のにおいがする。強すぎる。
使っている間だけならまだしも、
食器ににおいが残るので、お味噌汁からそのにおいがする。
ご飯をパック詰めしたら、ごはんににおいが移っている。
キッチンに行くと、このにおいがして具合が悪くなる。

この数日の不安定さの大きな引き金は、このにおいであることは明白。
それでももったいないしなと、長めにあらってみたりしたのだけど、
もう今日はキッチンに入るのも拒否反応が出たので、
残りは全部捨ててしまった。
こんなのも久しぶりだ。
香りはいいものはプラスに働くが、そうでないものは、、、。
以前、柔軟剤のにおいがダメという子の記事を読んだことがあるので、
私だけではないはずだ。
そういえば、ちょっと前に柔軟剤も強烈な奴を買ってしまい、
ほんのちょっとずつだけ使うという技を使っていることを思い出したw
これは成功している。

食洗器洗剤については、
検索してみたら、ごく少数だけど、そう書いている人をみつけた。
ほとんどの人は大丈夫なのね。その方が驚くけど、
こんなにも感じ方はそれぞれなのねと思う。
ちなみに、同じブランドの粉タイプは全く大丈夫。においがしない。
普通の食器洗いはecoverなので、
食洗器もこちらにしようかな。
刺激の話はこれで終わり。


はてブロで読者になっているみーさんのところにコメントをしたら、
みーさんからお返事があった。

いつも思っていたのですが、
み。さんはお祈りの仕方がとても上手だな~と思ってました。
よくご自分のことも分かってらっしゃるし、分析も凄く丁寧になさるし。
一枚一枚ご自分の悩みを剥がされていってるイメージで、とても素敵だな☆と思ってました。
ちょっと数学的なイメージですね。

 え~って、声が出た。
私はとても不器用で、上手というものはないと自覚している。
祈り方も、だから試行錯誤。
自分のことがわからないから、分析をする。(しすぎるきらいありあり)
悩みをはがしていくようにはしてる。けど、うまくいってるかどうかはわからない。
数学が大の苦手な私は、数学的と言われて驚く。
みーさん。ありがとうございます。
書いてあることは、私にはもったいないくらいの誉め言葉で、
ありがたいなと思います。そうあれると嬉しい。

そういう風に私の文章を読んで思われるということは、
そういう面もあるということなのだろう。
数学的はそうあればとてもうれしいのだけど、
私の自覚的には、私は完璧な直感型感性人間なんだよね。

言葉を使って書くことでアウトプットするので、
そういうことに慣れていない方には
「難しいこと書いているね」と言われてしまうヽ(´Д`
が、わからない人にはわからないでいいとも思ってる^^;
ママ友系の方は、ほぼ「難しい」と言われるので、ママ友付き合いは狭いw

まあ、自分がどういう人と見られているかはいいとして、
自分と他者の境界線をいかに引くか、どういう人と付き合うかは今後のテーマ。

 

きょうのおやつ。どら焼きらしい。美味しいものは、気持ちを優しくしてくれます。
桜餅風味のあんこでした。


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アウトプット 2019.4.2

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このところはそこそこ早い時間に起きれていて、
朝寝も昼寝もしなくていいくらいの体調だったのに、
今日は、朝は起きたけど日中眠くて、身体もだるい。
何かしたかなぁと思い返したら、昨日は歯科矯正の調整日だったのでした。

寝ても起きても体に力が入ってるんだろうと思う。
酸素不足な気もする。
こうなることがわかるようになってきたので、
この時期はもうあきらめて、お薬飲んでしっかり寝よう。そうしよう。

今日、整骨院でからだをみてもらったら、
先生から、いつもよりもお腹が固いと言われた。
「下半身がむくんだ感じがするんです」と伝えると
腰も首もそこまでひどくはずれていないのに、
お腹が固いのは、腸が悪いから。
腸が悪いから下半身のめぐりがお腹でとまって上に行かずに、浮腫みが出る、そうだ。

こんな話から「アウトプットは大事」って話になった。

私が、「下半身がむくんだ感じがするんです」という情報を先生に伝える。
それは私と先生の間で私の身体の問題解決に役に立つ。というのは当たり前の話。
でも、実はそのアウトプットは、他の人にも役立つことがあると先生は言われる。
先生は他の方もたくさん診られているので、私のアウトプットから、「そういえば別の方がむくみでおなかが固かった」というのを思い出される。
「この時期はおなかが固い方が多いな」という情報もあわさって、私の身体を診てくれる。
自分がアウトプットをすることで、自分にはもとより他の人の役にも立ち、ひいては自分に返っても来る、ということ。

私も講義で学生に度々いうことだ。
なかなか伝わらない感あるけど。

そんな話を、今日はしていた。


アウトプットの利点はほかにもいくつかある。
今一番必要だなと思うのは、「余白づくりのため」。
例えば自分の脳。
いろいろ考えてまとまらない、いろんなインプットもしてるといっぱいいっぱいなんてことがある。
そういう時は、もう余白がない状態だ。
余白がないと、中にあるものを整理する隙間がなくて、「在る」状態から「使える」状態に変化させることができなくなってしまう。
頑張って考えているのに、エネルギーつかっているのに、考えが浮かばないなんていうのは、こういう状態になっているのかも。


身体にとっても、こういうのはとても非効率だ。
ここまでくると休むというのがいいのだけど、
日頃からできるだけ定期的にアウトプットすることをやると、
頭の中を整理できるし、整理できたものは外に出しやすく、一旦そうやって納得するとそのことは頭からなくせるので、頭に空きスペースが生まれて、快適な状態になる。


外に出したものはできれば言葉(文字)として残しておけば、必要な時に取り出せる。
レゴブロックで作品として作り、意味づけをするというアウトプットをしておいてもいい。
写真で残しておけば、後から見た時にまた思い出せる。しばらくたって見てみればまた違う意味あいでみれるかもしれない。


まあ、こう書くとアウトプットってとても簡単に思えるが、
実はそう簡単でもない。
心配事や不安、恐れで頭がいっぱいになる時は、
少し考えただけでも余白がなくなる場合もある。
そういう場合のアウトプットって難しい。
感情のアウトプットは、泣くとか叫ぶとかいう原始的な人間の感情をそのまま出すアウトプットのやり方がひとつ。
もうひとつはリラックスして感情を流すやり方。五感にひびくものを取り入れた癒しや、ここちよい快を身体のセンサーで感じ満足感や安心感を体感的に持つ方法。

そういうことを、試し試し、自分の状況や対応の仕方を学び直しているのが私の現状だ。

自分の内的な取説が書けるくらいまで、ちょこちょこしたアウトプットを重ねていけるといいかな。
アウトプットって結局のところ、自分の中のなんらかに言葉を与えることなのかなと思う。

アウトプットについて書いたつもりだったけど、なんかちょっとダブルミーニングになってしまったかな?

まあここでは、論理性とかをあまり考えずに書いているから、仕方ない。
そこまで考えると出したいこと出すべきことも出せなくなることもあるので、とにかく駄々洩れ的にでもよいので書き連ねることを優先。


余白ないのでw、今日はこの辺で。

今日は寒かった。
陽の光に騙されたよねってみんなで言ってたけど、その通りで、風が冷たくて。
からだも敏感に感じちゃうよね。こんな気候だと。
あったかくしてほぐれたい。

明日は今日よりもっといい日。
おやすみなさい。






ついに時はきた 2019.4.1

新年度のはじまり。そして、新元号の発表。
いつも以上に、新しいことへの切り替え、新陳代謝を意識する今年です。

歯科矯正も7か月目に入りました。
今日は調整日。また新しく装置を一つ追加して、ギューッとワイヤーが締められて、
左上奥、左下奥、前下歯が再びねん挫状態になってます。
ふぅ。
それでも、抜歯した箇所、歯が抜けていた箇所が、
狭まってきているのがはっきりしてきて、
そんな風に変わってきているのが目に見えることは、気力の元になります。

ギリギリっと歯医者でやられて、精神的にも少し落ちてながらも、
お地蔵様と氏神様にお参りにいってきました。
朔日詣りって、人が多そうであまりしないのですが、今日は行ったら誰もいなくて。
たまたまでしょうか。
私が参っている間に2組来られましたが。

氏神様には、八幡様、天満宮様、山之神社様があって、
3つ回ります。
今日は息子の入試も終わったし、夫の調子も落ち着いているしで、改めて
自分のことを祈りました。
ま、口の中痛いので、「私の身体が健やかに」というところを強調して^^;

天満宮様には、仕事のことを祈ります。
私の仕事は教育系なので、そのことを具体的にお願いしています。
これはいつものことなのですが、今日はそうやっておねがいしていると、
頭の中に、映画「君の名は。」で使われた「スパークル」の曲がいきなり流れてきました。「♬ついに時はきた~」ってやつです。
あの野田洋次郎さんの声で!
もうびっくり。

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歌詞とぴったりなMV。映画の強烈なあのシーンも。


実は、私の仕事の屋号は「スパークル」なんですよね。
このシンクロぶりがすごい。


今日は朝から仏壇の前で「私に、私が自分の人生の目的を生きていけるよう、私自身を信じることができるよう、それを体感させてください。」とお願いしていたんです。

偶然と言えば偶然かもしれない。
でもね、ここまでくると、それを信じない抵抗をする意味ってない気がして。

今日はびっくりしすぎて、信じる信じないもなかったんだけど、
今年は、とにかく新しい動きが来ているし、
何にしてもそんなメッセージばかりあるので、
受け取り動く体制にしていかなきゃです。

==

こちらは、ネガティブな私の中の小さな子の叫びの歌。
昨年の入院中にずっと聞いていました。
その時は歌詞をそんなに読んではいなかったのだけど、
何かが私の心に響いてきていて。
よくよく読めば、どこまでもネガティブな子だけど、
「あなた」に救いを求めているところが私にそっくりでした。
この曲を何度も何度も聞いて、私は徐々に癒されていきました。

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こんな時期があったから、私は一度自分を波に沈ませて、壊して、
浮き上がるのを待ち、再編集しつつある。






マザーハウス13周年・福岡店10周年と私。

昨日は、マザーハウスの13周年記念アニバーサリーイベント@福岡。

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福岡店も10周年ということで、
福岡でも開催された。

福岡店は現在の場所に来るまで、4回お店が変わっている。
当時マザーハウスは路上店であることにこだわっていたのだったよなと、
当時の写真を見ながら懐かしく思う。
初回の大名店がスライドに映ったら、胸にぐっときちゃった。

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写真は、2009年6月。山崎さんお店立ちの時に、学生たちと大名の福岡店に来店。話しをしてもらった時の物。
この頃のマザーハウスのお店づくりは、内装はすべて社員の方々がつなぎを着て、一から作ってらっしゃった。床張り、ペンキ塗り、什器づくり等々。
並べてあるバッグ類も相当懐かしい。この頃はジュートものが多かったが、今ではバッグはほぼ革に移行している。


私が大学の非常勤講師になってから11年。
現ソーシャルイノベーションオルタナティブビジネス論だった時代に、
マザーハウスが福岡に来る」という情報があったのが、1年目だっただろうか。
お店ができたら早速見に行き、店長さんに話を聞き、絵理子さん山崎さんとも話をする機会に恵まれた。
当時社会起業が流行った時代の中で、「ゼロ世代起業家」として私たちも講義の中で彼らを紹介させてもらい、学生たちともお店に行き、学生にはお店のリニューアルや移転の手伝いなんかも振った。幾人かカーペンターのようになっていたような。

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↑2009年打ち合わせ時。もうほんとにキュートすぎな絵理子さん。

昨日のイベントで、絵理子さんは「社会起業家と言われ、向かい風を受けた」と言われていた。ブームに乗って、ではなく、逆にあのブームのそういう言われようが、彼女の中では違和感以上のものだったのだというのが、昨日はっきりわかった。

昨日のイベントに参加して、肌感覚でわかったのは、山口山崎両氏の純粋な思いがより研ぎ澄まされたことだ。
私の感覚的に、ではあるのだけど。

彼らは13周年の節目に、山口山崎ツートップ体制をより強固にした。
具体的に言うと、山崎さんの代表取締役就任だ。(これまでは取締役)
これまででも、二人はマザーハウスのツートップであり、右脳左脳的な役割をお互い理解し動かれていた。
昨日のQ&Aのコーナーで、「山崎さんが代表取締役になって、何が変わるの?」という問いに、
山崎さんは「気持ちが変わった。責任をより感じた」と答え、
山口さんは「気楽になった。挑戦の根幹にチャレンジできる!もっと海外に行く。」と楽しそうに答えられている。

二人がよりお互いの強みの専門的役割を果たすことが、組織をもっと大きく強く広げることになるのだろう。そう感じた。

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2009年3月。福岡店1周年イベント。絵理子さんと初代店長、2代目?3代目?店長さんたち。

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うちの息子も、保育園児だったわ~。
この時、絵理子さんが相当お世話してくださいました。


福岡店ができたのは、マザーハウス3年目の春。
昨日、山崎さんは「勢いとノリで作った」と表現された。
東京大阪に比べ、ぽつんと遠い九州、福岡店。
マザーハウスとしては4店目の出店だったそうだ。

マザーハウス自体の経営、人の出入り、ものづくり、いろんなことがいっぺんにやってくる中で、福岡店の存在はまた独特な問題のあるものだったよう。
福岡は、東京大阪と比べると購買層もアクションの仕方も違うのだろう。私は九州から出たことがないので実感としては少ないが、例えばNPOに関わる人的数や質の違いと似ている気がしている。

マザーハウス3年目4年目の時期。
絵理子さんがバングラから帰ってきて会社関係のエクセルを見ようとしたら、
山崎さんにとても怒られたという話が印象的だった。
絵理子さんにしてみても、感覚的に数字がうまくいってないのはわかる。
それで確認してみようと思ったそうなのだが、山崎さんはそれを止めたそうだ。
偉いなと思う。


デザイナー兼社長の彼女には自由に商品を作ることに注力してほしい。という山崎さんの思いがあった。そこがぐらつけば、マザーハウスの意思を体現するものが揺らぐことを、彼はしっかり理解していたのだと思う。
この二人の役割分担は、全く門外漢的に分担されているわけではないけど、「わかった、任せる」みたいなキズナの元に彼らの中で分離されているように思える。
それはやはり学生時代から積み重ねてきたお互いへの信頼とリスペクト故なのだろうなと思わされる。

福岡店に話を戻すと、
大名→朝日会館→ラシック天神旧→ラシック天神現。と店舗の移転も問題があっての結果だと思う。

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2012年7月。朝日会館店。山崎さんに相当相手してもらう息子。

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2012年は、洋服も一時期登場。↑試着する私を「まだ?また?」とみる息子。


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2014年朝日会館



特に朝日会館からラシックへの移転の時には、
3代目?4代目?の加生さんからの提案と、それに向けたラシック近辺での地道な通行量調査によるエビデンスが移転の後押しをしたそうだ。
昨日のイベントで、ご本人からそのネタ晴らしがあった。

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2015年ラシック天神旧店

↑お店の面積が広くなり、ストール系も増えた。卒業生たちとイベント帰りにお店に。


ラシック天神の新店ではまだ写真を撮っていない!
昨日撮ればよかったなー。

昨日イベントでも山崎さんは「福岡店、続けてきてよかった。福岡に教えられた。経営者になれた」と言われていた。
福岡は人材輩出の拠点でもあるそうで、福岡を離れて東京で頑張っている元福岡店の方々は多い。
人はいろいろあった方が育つということかもしれない。
その後山崎さんとはお店でも話をしたが、「福岡に教えられました」と又言ってらした。いろいろあったことは、これまで傍から見ていても想像できるので、
具体的なことは聞かなかった。

やめる方がいいのかやめない方がいいのかの判断は難しい。
どっちでも違う道があったと思うし、その意味付けをするのは自分たちだから、
結果オーライではあるのだろうが、
「福岡店を続けてよかった」と言ってもらえると、個人的には嬉しいし、よかったと思う。

彼らもいっぱい失敗している中で、その失敗を小にとどめ、新しいチャレンジをし続け、どんどん進めていけているのは、マザーハウスがとにかく
「途上国から世界に通用するブランドをつくる」というコンセプトを中心に据えぶれないことだ。

絵理子さんは、イベントでもなんども「モノで証明したい」「お店に置くものがすべて」と言われる。
山崎さんは「すべてに思いと血がかよう会社」「何のために、というのも大事だが一緒にやる仲間が大事」と言われる。
それらの言葉の根幹が、マザーハウスのコンセプトに通じている。
絵理子さんは、商品を作るたびに「工場が強くなるトライ」をすると言われていた。
同じところにはとどまらない。同じ作るにしても売るためのみではなく、
そのトライで現場が技を身につける・成長するということをセットにして進むのだ。
これは、私たちがやっている人づくりのプロジェクトと同じだ。

私がマザーハウスに惹かれ、半ば勝手に同志的に心を寄せているのは、
彼らが、この「思いを形にする」力で進んでいるからなのだと思う。

山崎さんが言われていたが
「知らない状態だったから、できた。ノリや、とにかくやってみよう!ってのは大事」と言われる。
何年もやっていると、予想もできるし情報があるとできない情報も多くなって、
慎重になりがちだ。
知らない時よりも知ると突破力や推進力はどどどどっと勢いをなくす。
でも、そんな時だからこそ、コンセプトに立ち返り、
多少過激な動きもする必要があるのだろう。

「思いを共通する楽しさ」という言葉が、イベントで出てきたが、
一緒にやる仲間と思いを共有することって何よりも大事だなと、
私もこの数日思っていた。
思いの共有については、ずっと大事だと思ってはいるが、
そう思わない人もやっぱりいる。言葉だけではなかなか伝わり合えないことも多い。

だが、場を共にする場合は、
やはりここが一番大きく大事なのじゃないかと感じている。


山崎さんが別れ際に言っていた。
「もう10年ですよ。出会った時は僕20代でしたから。」と言われて、ああそうかと思う。
私も40代だったわ。
体や健康の変化もある。不確定な要素がたくさんの中で、気にならなかったことを気にしないといけないことも多くなる。

でも、夢をイメージを形にし共有していけば、一人ではできなくても誰かが担うことはできる。
そんなプロジェクトを、私も改めて作りたいと思った。
マザーハウスの方々には、いつも背中を押してもらえる。

マザーハウスとはからずともともに生きてきた私の10年。
また、これからも、彼らをみながら私も走ろうと思う。

夢チャレも今年度で終わった。今日で今年度終わりだ。
来年度は、また新しい動きを作ります。
そのための、いろんな終わりがあったのかもね。

で、記念に、ではないのですが、
ブラサカ仕様のバックパックを買いましたw

www.mother-house.jp

新年度、大学が始まったら使います(^^)
確定申告の戻りがあったから、、と言い訳w





 

まんぷくと美智子さま 2019.3.30

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まんぷく最終回。
前作の「半分、青い。」から朝ドラを再度見始めた。
これまでも入院や育児をきっかけに、朝ドラを見ることはあったが、
それが終わっても、見続けたのは初かも。

ドラマを観るようになった。
これは意識して。物語に入ることは、私の癒しになると気づいたから。
がーっと集中する時間というのは、人間にとってとても必要なのだと思う。
心も頭も恣意的になれる。

まんぷくは、時代的に夫を支えるのが妻の務めみたいなところが鼻についた時もあったのだけど、だんだん楽しめるようになった。
彼女たちも、時代という空気の中で生きているのが、私の中でわかってきたからだろう。
最初はあんな描き方ってなぁと思っていたのが、この人たちも今ならまた違う人生なのだろうと思ったり。
私の中にもある時代感もあって、そういうドラマをみていると、そういう生き方もあるのかと思わせられる。これは半分青いの時が特にそうだった。時代感がかなり自分とかぶっていたからだろう。

後、モノづくりのものっていうのは、やっぱり面白い。
つい気になってスーパーのラーメンコーナーに行ってしまったり。

個人的に最近使い勝手がよいのは、お椀サイズのカップヌードル。3つ入ってるやつ。
お昼に軽くとかいう時に気軽に食べられる♬

www.nissin.com



小世帯のシニアをターゲットに、とあるが、一番使っているのは息子。
MUGヌードルより、食べ応えがあるようだ。
私は、焼きそばも実は気に入っている。作るのは多少手がかかるけど、
生めんのように賞味期限を気にしなくてよいし、味が好み。
冷蔵庫に入っているものは、息子は調理しないが、袋めん系は調理するので(なんでだろう?)

日清の攻め方は以前から好きだったんだけど、ドラマを観てからはまた気になる企業になった。

===
夜は、NHK天皇 運命の物語 第4話「皇后 美智子さま」 を視聴。

このシリーズは、見ようと意気込んでみているものではなかったのに、いざ見始めるとぐっと入り込んでみてしまう。


 美智子さまは、民間から皇族に嫁がれた最初の方。パイオニアだ。
穏やかで、でも凛とし、たまには茶目っ気も出され、庶民を理解されようとするお姿に感銘を受ける。

聖心女子大学のマザー・ブリットの言葉。
「自立的であれ、知的であれ、協力的であれ(Be independent. Be intelligent. Be cooperative.)」

和歌。

マスコミハラスメントによる失語症

陛下を守る、という意志。

新美南吉 でんでんむしの悲しみ。

文学。

人の気持ちに寄り添う。

震災お見舞い。

北朝鮮拉致被害者への思い。

パラリンピックでのウエイブ。

ハンセン病患者への思い。

開かれた窓。

まとまらないので、センテンスのみ。

すごい方だ。改めて。
そして人間なのだ、あの方は。
当たり前だけど、人間なのに人間臭さを外に出さず、でもとても人間らしく。
二人で、戦争のない時代の象徴の姿を、作ってこられたことが、、、ありがたいとか素敵だとか言う言葉では到底言い表せない。

www4.nhk.or.jp



===

今夜は息子不在。
中学の時の友達たちの寄り合いでおとまり。
(4人のうちの3人は保育園からの幼馴染)
おかげで、家はとても静か。
夫の調子も、今日はひどくないので、あわせて静か。いいことだ。

今日は心を落ち着けて、早めに休みます。

今日は楽しいイベントもあり、心が動かされもしました。
これはまた次回に。
今日書くと長くなるなと思うので。


明日は今日よりもっといい日。

明日は今日より8度も低いという予報。2月並みの寒さになるそう。。。

みなさまも、どうぞあったかくしてお過ごしください。
とうとう3月最後の日ですね。

お花見に 2019.3.29

息子は、ガイダンスの2日目。
おにぎり2つ持たせて送り出し、
家事をバタバタやって、時計をみるとまだ9時台!
眠いから寝ようかと一瞬思ったものの、
起きていられるなら起きたいなと思い、
なら気になっている眼科に行こうかと思い立った。

ドライアイの自覚症状も強いので、まずはこちらをどうにかしたい。
今日は、目薬が3種。1日4回が2種類。1日6回が1種類。
1日16回もさせるかしら。と思いつつ、
なにがなんでも差さねばいけない状況であるということを、自覚しなおしている。
頑張らねば。
ちなみに今日半日差して(今のところ7回ほど)まだ目頭がかゆいけど、
潤いは少し戻ってきた気がする。
ゴロゴロがなくなった。

「早く終わったから帰るよ」との息子からの連絡に、
「じゃあ花見にいかない?」と半ば強引に、お昼兼花見に。

近くの公園は、知り合いが通るから嫌だそうで、
ちょっと足を延ばして昨年行った霊園に行くことにした。
確かに公園より人通りは少ないので、穴場と言えば穴場。

眼科からの帰り道で、唐揚げやさんで唐揚げ、スーパーで飲み物とネギトロ巻き、おだんご等々買い込んで。

一足先に帰っていた息子にはシートを持ってきてもらって。

天気予報では、桜は今週末が満開予報。
でも日曜からは2月並みの気温になるとかで、
今日は、恵まれた一日。21度くらいだったようで、暑いくらい。

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日本酒をちょっと飲んだら、動きたくなくなった~。f:id:miww55:20190329234744j:image

今日も、平常運転ではなくなったけど、
機会は逃さないようにしなくちゃ。

何を思ったのか、帰り際に息子が「いろいろ変わっていくのは悲しいね」と言った。
変わらないように見えるものも、実は少しずつ変わっていたりもする。
時の流れって、そういうもの。
だからこそ嬉しいこともある。
希望が持てることもある。
どれもある。
どれもあると認知しながら、どっちを見るのかは自分で決めたい。
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ふと、体調も随分落ち着いてきていることに気が付いた。


明日は、おでかけだから、平常運転は日曜日に延期。
あったかいうちは、せっせと歩きます^^


明日は今日よりもっといい日。
おやすみなさい。