ちょっとブログを書くことから遠ざかっていました。
毎日はいろいろあるし、思うこともあるけれど、
それを書いてどうしたいのかと思うと、その答えがでない。
なので、無理して書くことをやめました。
では今日は何を書いてどうしたいのかというのがあるかというと、
今日も正直それはない中で書き始めています。
止めるのは良くない。少しでも流しておきたい。というのが正直なところでしょうか。
少しでも流しておける状態になった、というのもあります。
この数日、疲労感も強かったので、
PC前に座ることやスマホを見ることも、結構辛くて。
敏感になりすぎている時には、
電磁波やSNSあたりからの思念みたいなものもワーッと受けてしまいがち。
ここにきて、この敏感すぎる自分といかにつきあうかを、
真面目に考えないといけないなと思っています。
この案件はそれこそ生まれて以来ずっと持っている案件なのですが、
それが問題を引き起こしているということにはっきり気づいたのは昨年。
敏感な心身と病気は私の中では=じゃなかったのですが、
この敏感な心身ゆえに引き起こすものが病気に近いもの。
敏感さは性質なので、なくすことはできません。
でもHSPの本に出会い、これは対策もできそうだし、
耐性もつけれるかもしれないと少し希望がでてきました。
私の主治医F先生は、暴れ馬の手綱は自分で引けるのだと言われます。
私の場合は一緒になって揺れてしまうので、そこの訓練が必要なんでしょうね。
この敏感さは私をずっと苦しめてきましたが、
苦しんでいるのは私だけではないこと、
HSPは1/5の割合で相当数要ることを知り、
マイノリティだけど、わりかし多い部類であることに安堵しています。
マイノリティって、ものすごく蔑視されるから。
数が少ないってことは、評価がされなくて、どっちかというと否定されて、
それが個人のパーソナリティまで否定される、そんな感じを受けてしまうのです。
それが続けば、自己肯定はなかなかできません。
敏感であることとマイノリティであること。評価の低さ、自己肯定感のなさ。
これらに因果関係は直接ないはずなのに、つなげてしまう。
その原因は環境にもあることが、本を読み進めるとわかってきました。
自分に還る旅を、昨年この時期やったはずでした。
昨年は痛みとともにだったし、
当時は敏感な自分のことはわかっていたけど、HSPのことは知らなかった。
今年は、その知識も入れながら、改めて自分の過去から今未来へと自分に還る旅をまたやっていこうと思います。
今読んでいるのはこれ。
すごいタイトルです。
裏書にある言葉。
==
ちょっとしたことにも動揺してしまう神経質、臆病、引っ込み思案な人(the Highiy Sensithive Person=とても敏感な人)、この本はそんな敏感すぎるあなたのために書かれています。とかく「タフさ」「押しの強さ」「抜け目のなさ」が求められる世の中で、生きにくさを感じる繊細・過敏な人こそ、実は天賦の才能に恵まれた特別な人なのです。そんな彼らが「繊細過ぎる自分」と折り合いをつけ、よりよく生活していくためのアプローチを紹介します
===
ささいなことにもすぐに「動揺」してしまうあなたへ。 (SB文庫)
- 作者: エレイン・N・アーロン,Elain N.Aron,冨田香里
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2008/03/18
- メディア: 文庫
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HSPが5人に1人の割合でいる世の中ならば、
非HSPの人もこのことは知っておくべきじゃないかと思うんですよね。
って、変な、上から的言い方になってしまうのかもしれないけど。
裏書きに出ているように”「タフさ」「押しの強さ」「抜け目のなさ」が求められる世の中”。そうじゃないと社会じゃ生きられないとか、ちょっと前には「24時間働けますか」みたいなフレーズが流行ったこともあったりしたわけですが、皆そんな社会に疲弊しているわけですよね。
タフじゃなければ生きていけないのであれば、
HSPのような人種は淘汰されているはず。でもそれが一定数いる意味は、必要だからなのでしょう。
多様性が言われている割には、世の中は多様性を受け入れようとはなかなかしません。
特に仕事社会は、生産性をあげるためにバリバリ働ける人を優として求める傾向にあります。この在り方自体を問題に感じます。
社会の風潮を変えることからやっていくか、自分をそれにあわせることをやっていくかしかない。
難しいけど、どっちもやっていくというのを私はたぶん指向するんですよね。
当事者だから。
当事者しかわからないから、声を上げるということを、
私は昔からやってきたし、おそらく私はそういうミッションを魂的に持って生まれてきている気がします。
NPOを立ち上げた時もそうだった。
今度は社会問題に物申す的なことはしないけど。
これも含めて仕事で解決できないかな。
そういうプログラム開発ができないかな。
という一つの希望を持っています。