ほほーんと暮らしたい(再)

いつのまにか、言葉が出せなくなっている自分に気づきました。自分の中を整理するために、自分のLead the Selfを保つために、思ったことを自由に書きたいと思います。最近は私の体調(うつ病)や難病(ファブリ―病、大腿骨骨頭壊死)の夫との近況についてがほとんどです。

潜在意識を動かすコツ 2021.11.4

大きな山が終わりました(そのはず)。
明日も3つ用事がありますが、まあどうにかなるでしょう。
仕事という仕事ではないので。
朝10時に、母とのオンライン面会を入れていますが、
ここにこういうのが入っていないと、疲れ果てて昼まで寝てそうなので、
そこそこ用事も必要です。

今日は講義日でした。
レゴシリアスプレイ2日目が終了。
普通の講義よりも、集中度が高いので疲れます。
学生も疲れてると思いますが。

今日はあまり体調がしゃきっとしていない中やっていましたが、
個人的にはもう何年もやっているワークですし、頭と心を空にして向かいました。
そのためにシナリオ(進行スケジュール)をタイムキーパー代わりにしっかり作り、
パワポで押さえるべきところは押さえてるので、
私は全体がうまく回るように流し、学生たちの様子を見守りつつ、必要なところには随時介入していくようにしています。

本来なら、このワークは1グループに1名ファシリテーターがつくのがベストですが、
38名のクラスを1人で見ていくとき、そういうベストな状態とは程遠い中でできることは限られています。
どこが今滞っているのか、ワークの意図がわかってないところはどこか、
1Gずつ回ってはいけないので、体中から目に見えないアンテナを
レーダーのように張り巡らしながら、全体をみていきますと、
ふと目に入ったグループが。

ちょっと耳を澄ますとその会話から、
指示通りには全くシェアできていないことがわかったので、
一通り話をききつつ、介入。
一人に「この作品って、平たい感じにみえるんだけど、
この形には何か意味があったりする?」なんていいながら、作意を聞いていきます。
「これは、水陸海どれもいけるいきものなんです。だから体を低くして風や水の抵抗を少なくするためにこの形なんです」という学生氏。
でも、この時の指示は「生き物を作ったけど、実はそれは自分でした」というもの。
改めて自分としてシェアしないといけないところを、最初作った時の気持ちで語ってる。
なので「ああ、なるほど。抵抗少ないような形で進むためのこの形なのね。
ところでこの作品って”あなた自身”だったよね。
あなたもこんな風に今身をかがめて進んでるのかな?
あなたらしいところはこの作品のどんなところに現れてる?」
そう聞くと、そのグループの学生諸君はドキッとしたような顔をします。

質問された学生は「あ、う、ん。そうですねぇ。僕としては水陸海どれもいけるというのが一番表現したくて。この一台でどんな役にも立てるし、困っている人をすくいにいきたいです。」と言います。
ぽろっと出た、「困っている人を救いに行きたい」。
これキーワードかもしれません。
「全方向で役に立つ」というのもきっとこの子の中にあることなのでしょう。
もう少し具体的にしていきたいものですが、タイムオーバー。
「そうそう、そんな感じ。」と彼には伝え、
グループの子たちには、「こんな感じで、”その人らしさ”はどんなところに現れているかを聞いてあげてね。」と伝えて去りました。

私の役割は、学生にドキッとさせること。
なんとなく、「こういわれてるんだろう」と進める癖が数名の学生にはあって、
その間違いを誰も気づかなかったりします。
ここがグループワークの時の落とし穴。
気の利いた(理解力のある)学生が一人いれば、
その子が指摘したり回してくれたりするので、
グループシェアもうまくいきます。
全員がわかってなくても修正が聞くのですが、
全員が同じタイプだとミスが出てしまいがちなので、
そういうところを見つけてうまく介入するのが私の役目です。

もう一グループ、見た瞬間にこのグループはきっとわかってないと思いましたが、
その通りでした。声をかけたら、時間が余っているのに「一通り終わりました~」なんていいます。
このグループは3人。
1人目に作品説明してもらったら「こういうのは作らないでね」と紹介した通りのものを作って説明してくれました💦
「こういうの」というのは「未来お金持ちになる、昇進する、結婚して家族を持って家を建てる、みたいな物理的な欲求」のことです。
聞きたいのはそこではなく、自分自身がどう在りたいか、どう生きたいか、どんな行動をしていきたいか等々なんですよね。

凱旋門にも行きたいから凱旋門を作りました。家を建てて家族で住みたいので家を作りました。緑が好きなので木を作りました。」
要は話をきいてないということです。
悪びれてないので、全くわかってないのか、聞こえていないのか。

この時のお題は「未来の在りたい姿の私」。
「こういうのは作らないでねっていったじゃん」というと、
心を閉ざす可能性があるのでそこは言わず、
「そっか、そんなことを未来考えてるんだね。」と押さえつつも、
「でもさ、この周辺のものって、外部要因だよね。
自分の中にあるものじゃないモノよね。
もしもこれらのものがなくなってしまったとしたら、
真ん中にいるこのあなたはどう生きていくのかな?」
と聞くと、「!」となって考える学生。

考えさせるのが仕事なので、私は続けます。
凱旋門にはいってみたいのね。凱旋門のどんなところがみたいのかな?」
「旅に行きたい、あちこち行きたいって言ってたね。もし仮にこの凱旋門がなくなったとして、この真ん中のあなたは、どんな旅をしたいんだろう?」
「周りのものは、もちろん未来にやってみたかったり、欲しいものだよね。
だけど今考えて欲しいのは、そのまわりのものではなくて、未来のあなたは何を考えているか、どう在りたいと思っているかなんですよね。そこをグループの人も質問してあげてね」
と、それ以上は深く掘らずに、後の2人に作品紹介してもらいました。
1人目の彼の作品には手がかりがもうないので、後は自分で考えてもらうしかないのです。(上記、矢継ぎ早に言ったわけではありません。彼の言葉は省略しています)

2人目はまあまあ質問していくとこうありたいがみえました。
さて3人目、「ぼくは王座に座ってます無敵です」( ´艸`)。
やるなー。
聞きがいがあります。
それなりに意味づけはよくできます。
別で作った「今の自分」の作品と同じような表現があったので、
「あの作品のこれと、この作品のココは同じもの?」と確認しつつ、
彼なりには大真面目に作ったようでした。
「王座に座ってあれこれ動かしたい」という意図は、
何もしたくないではなく、えらくなりたいというわけでもなさそうで、
頭脳労働をしたいという意図のようです。
風通しのいいようなファンと登ってこれる階段をつけているので、
孤高の像でもないよう。
後ろは無防備だが、まもられているので無敵だそう。
「根拠ないんですけど、自分守られてると思うんですよね、
だから後ろには何もなくても大丈夫です。」

時間切れだったのですが、面白い話でした。
「根拠じゃなくていいから、例えばどんなものに守られてると思うんだろうね~」
と言い残し、私はメインに戻ったのでした。

一人一人の作品とその解釈を聞くのは面白いんです。
その子ならではの話がきけるから。
ただ問題は、グループになるとその説明で終わってしまうこと。
その説明を聞いたら、その子のすべてがわかった気になってしまうことで、
何を質問すればいいのかわからないところが大問題です。

ここでは質問力を上げることもテーマとして頑張ってもらいたいので、
学生諸氏には頭を絞ってほしいところです。

さて、長々書いてしまいましたが、
今日書きたかったことは、こういうシーンに遭遇するために、
わざと頭と心を空にして(というか一旦止めて)自分の感覚、潜在意識からの情報を信じて観ることの効用です。
私の場合は「穴」をみつけることが必要だったので、
そのためには感覚的にその穴を見つけること。


これって、昔から自然とやってきたので、
やりかたを言葉にするのはとても難しいのですが、敢えて言うと、「潜在意識がその情報を取りに行ってちゃんと知らせてくれる作業をしてくれている」ということ。
潜在意識を動かすには、頭で考えると動きを邪魔してしまうので、
必要最低限の時間確認や進行をしつつ、
サーチする時には「無」になって探します。
右脳と左脳の役割を明確に分ける感じでしょうか。

今日はそこがうまくいきました。
ほかにももしかしたら穴がある可能性はありますが、
時間内にリカバリーできるくらいのところには入れた気がするので、
「自分よくやった」と褒めたい気分です。
体が目が次の穴を教えてくれるので、そこにいざなわれるままに行く感じは、
心地よいものです。最適解を教えてくれる感さえあります。
王座を作った子じゃないけど、絶対感があるんですよね。

といいつつ、最終成果はまだわかりません。彼らがアウトプットを出して、最終的に彼らが自分の中にある思いに気づいて表現してくれればそれが最終的な成果になるのですが、
それはそれ。
今日のワークの成果としては、一定あったかなと思います。何等か気づきはあったでしょう。
私的にはうまく自分の意識や体が使えた感が気持ちよかったことでよしとします。

わ~、ここまででもう4000字近い。

仕事ブログでもないのに、いっぱい書いちゃった。
仕事ブログならこんな書き方はしませんから、勢いというのは恐ろしいものです。
このブログは、私の気持ちを整理するための場所なので、こうやって思ったことをが‐っと書く場所ということで。

===
ということで、今日の【一日1BTS】は軽くいきます。
今日の曲は、27 뱁새(ベプセ・ペップセ)

日本語訳のついてくる、このVをご覧くださいませ。

 ■BTS 防弾少年団 ペップセ -Japanese Ver -

かわいいナムさん、シュガの変な振りもキュート。
歌詞とは真逆な可愛さがまた面白い。

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■[방탄소년단/BTS] 뱁새(Baepsae) 무대 교차편집(stage mix)(Use Headphones)

ステージミックスのVですが、バンタン好きならもう!これは!神ミックス。
いろんなカッコいいステージの彼らが楽しめます。
ホビさまのダンスが私は一番好き。開脚!!から戻る。なんて身体だ!
腰を突き出すアノ振りは、見る人にとってはエロいのでしょうが、
私は「よくあんなに動くなぁ」と思う方が強く笑

www.youtube.com

日本語訳とはまた違う感じが韓国語Ver.

タイトルの「ベプセ」とか「ペップセ」とか言われるこの言葉は、
実は直訳では「ダルマエナガ」という丸っこい鳥のことを指すようです。

その辺はこちらのブログが詳しいのでシェア。

ameblo.jp

歌詞で何度も繰り返される、

뱁새(ベプセ) : ダルマエナガ
황새(ファンセ) : コウノトリ

ですが…
「足が短いダルマエナガが、足の長いコウノトリのマネをすると股がさけてしまう。自分をコウノトリと勘違いして無理なことはするな」という意味で、自分のレベルを知らずに人の真似をするとひどい目にあうという韓国のことわざみたいです。


身の程知らず
身の丈に合う
おこがましい
身分不相応


このあたりが、日本語の慣用句で近い意味合いのかな⁉︎

 

ということで、韓国語verの日本語訳Vを。
■日本語字幕【 뱁새 / Baepsae 】 BTS 防弾少年団
あみにさんの日本語訳ですが、日本語Ver.より、激しさと嘆きが強い感じがします。
ここいらは訳される方によって若干変わるのだと思いますが、
韓国語では金スプーン階級とか銀スプーン階級、○○世代という言葉が出てきます。
日本にもありますが、給与・所得格差や世代間格差、
上世代からの若者に投げられる圧力的な言葉に対する激しい抵抗が、
この曲にはあるんですね。

youtu.be

楽曲的には、冒頭の韓国の民族音楽的?な入りが頭に残ります。
「努力努力」のフレーズも耳につきますね。
昨日のAirplane Pt.2も癖になるフレーズでしたが、こちらもどっこいな感じ。

オチはありませんが、ライブでは欠かせない曲。
メッセージ性もあるしね。こうして欠かせない曲ばかりになっていくのね。

今日は軽くいくなんて嘘つきました。もうすぐ5000字じゃん💦
勢いって恐ろしいですね(再び)