FBに書いたやつ。
だだだっと書いたけど、意外と自分の中に残ってる。
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同世代だからというのもあります。
大江千里は私の中ではポップ界のアイドルで。彼の歌、とても好きでした。
彼は業界の最前線を走り、成功を勝ち得ていた人。
それを手放して新しい道を進もうとする。その時に足かせになったのは、成功を導いた自分の得意技であった「ポップス」でした。
「血を入れ替えるぐらい、自分の中のポップスを全部出して、そこにジャズを入れていかないとやっていけない。痛感しました。」
この記事を読んで、私はとても共感するものを感じます。
置かれる状況は違っても、人生を自分で作っていく覚悟をした時、人は同じ状況に陥るのではないでしょうか。
私は、以下の言葉に、ぐっとくるものがありました。
「2年ほどかかって、だんだんジャズの中に入れるようになった。あらゆるものが、皮がむけていくように、楽しくなっていきました。大学を卒業したのは、52歳の時でした。
ジャズを掴んだ入口は、レッド・ガーランドの『Straight, No Chaser』のソロのフレーズを歌って覚えることだったり、先生から言われた「これを覚えなさい」っていうことを、毎日毎日すり込むようにやったこと。特別な薬や、劇的に視界が変わるようなヒントはなかった。
目の前にもらったアイデアで擦り切れるぐらい練習して、体に、骨身にすり込んでいく。それしかありませんでした。解答というのは。」
私は道半ばです。精進しよう。
大江千里の曲は、昔のPOPSも今のJAZZもどちらも好きです。
彼の織り成す、優しい音というか空気感が好きなんですよね。