ほほーんと暮らしたい(再)

いつのまにか、言葉が出せなくなっている自分に気づきました。自分の中を整理するために、自分のLead the Selfを保つために、思ったことを自由に書きたいと思います。最近は私の体調(うつ病)や難病(ファブリ―病、大腿骨骨頭壊死)の夫との近況についてがほとんどです。

娘がやってきた やあやあやあ! 2023.1.20

タイトルはビートルズ風です。

1月20日

昨日の投稿で書いた通り、
東北住みの娘が、さくっと福岡に帰ってきた。
夜中に決めて上司の許可を得て飛行機の手配をして、
早朝に家を出て県をまたいで空港に行き、
昼着。
私が家を出てバス停に向かっている途中に
遭遇した。

私は月1の定期検診。
この数日で乱れ切った自律神経と腸。
先生になにかしていただくというよりは、
話を聞いてもらって毎月のお薬を調整してもらうことが
今回の主目的。

このところ一気に食欲が落ちていて、
昨夜はやっと食べようと思ったヨーグルトが、
喉を通らないことに驚いた。
びっくりしたけど、「そうなんだな、今の私は」と思いながら
少しずつ食べた。

まあそのことよりも、娘の帰省の方に頭がいっていた気がする。

娘は私と息子を気遣うということ、
そしてきっと会えなくても行きたいという気持ちが勝っていたと思う。
それにストップをかけることはできなかった。

翌日は金曜日。
面会は基本出来ないが、差し入れは14時から17時の間ならできる。
「手紙だけでも差し入れることはできるよ」というと、
彼女はそっちの方に舵をきった。
早朝の便で来る決断は早かった。

それで夜中に、夫に娘が来ることになったことをlineして、
「彼女、明日病院の荷物届けに間に合いそうなんで、必要そうなもの届けてもらうけど、何かある?」
とたずねておいた。

朝から、うさぎがビックリしているスタンプが届き😊
そして「爪切りと耳かき」という生活感のあるグッズの所望があった。

電話やLineのやり取りの中で、私は彼に提案をした。
ダメもとで、主治医の先生か看護師長さんに、
「遠方から娘が来ている。もう最後かもしれないからどうにか会うことはできないか」って頼んでみたら、と。
それがダメでも、遠くからでも姿を見て手を振れれば、
それだけでもいいんじゃないかと思った。
私もなかなか往生際が悪いが、こういうことはしつこく思いつく。
娘にも、直接夫と連絡して、かつ窓口にもお願いするように伝えた。

昨夜のうちから、私たち家族はそれぞれ彼に手紙を用意することにしていた。
所望の他に下着とタオル、ノーパソと彼のいつも身につけているバッグ、そしてお手紙をしたためた。
娘がそれらをもって、うちの車を運転して病院に向かう。

私が自分の通っている病院の待合室にいる間に、
彼らはうまく会えたそうだ。
娘によると、結構待たされたようだが、
病棟のロビー的なところのソファーで、少し距離をあけて面会は行われたそう。
15分くらい話したそうだ。
あ~、よかったよかった。

やっぱり同じ空気感にいるのは、触らなくてもお互いのなにかが交わるのかもしれないと私は思う。
彼らの姿を想像するだけで泣けた。

段々、私がしてあげられることがなくなっていく気がしている。
もろもろの準備はしてきたし、画面上ではあるが家族もそれぞれにお別れをした。
そして今日リアルに娘と夫があって、
なんか、でも逆に怖くなった。
カウントダウンが始まっているような気がして。

でも考えてもそこはわからないのだった。
わからないなら考えない方がいい。

面会が終わり、私の用事も娘は終わらせてくれて、
私の病院終わりにも車で迎えに来てくれた。
途中でスーパーに寄って、食材をたくさん仕入れた。
今日はもつ鍋。
久しぶり。

娘と息子と3人でしゃべっていると、
大笑いすることがたくさんある。
ずっと沈んでいた心が一瞬だけでもほころぶ。
顔が笑う。頬がなんだかこわばる気がするのは、
この数日笑ってないからかもしれない。

改めて家族のありがたさが身に染みる。

そう思ったのは私だけではなくて、
お手紙を読んだ夫もだったようだ。
「みんなお手紙ありがとう。こんな愛してるみんなを残しては死ねん。
でも、やっぱり死んだらゴメンよ。(いいね)」
こんな言葉が家族lineに入った。
泣く。

ひとつひとつの彼とのやり取りをここに記すのは、
Lineは他の言葉に流されてしまうかもと思ったからだ。

不快に思った方がいらっしゃったらごめんなさい。
スルーください。
パーソナルスペースを開示してしまってますが、
それは自分のためです。
私が出来事をこうして書いておかないと、自分の思いにつぶされそうだから。

さて、明日はまた透析日。
からだが備える方向にシフトします。
2時間しか寝てないらしい娘は早々に撃沈していますので、
私も早く寝よう(毎日の言葉)。

おやすみなさい。

そういえば、ソーシャルワーカーさんからは転院の話でご挨拶という電話が午前中にありました。
こういう状態で、転院はあるのだろうか?
もし透析がうまくいったら転院先で、、と考えるともうまた怖い。

いかん、寝る。

とにかく、何が起こっても、それはその時の最良の状態になりますように。