ほほーんと暮らしたい(再)

いつのまにか、言葉が出せなくなっている自分に気づきました。自分の中を整理するために、自分のLead the Selfを保つために、思ったことを自由に書きたいと思います。最近は私の体調(うつ病)や難病(ファブリ―病、大腿骨骨頭壊死)の夫との近況についてがほとんどです。

今万感の思いを込めて 2022.1.19

今日はかなり心が揺れた日。
何があったかをいろいろ書いていたのですが、これ見返してもあまり得るものがなさそうだなと思ったので、1000字以上書いていたのですが、削除。

ということで、今日はひとつだけ書きます。

今日は、映画を見に行ってきました。
銀河鉄道999」。
昔見たわ~というあなたは同世代かもしれませんw

私も中学生の時に劇場で見たのですが、
今回、ドルビーシネマになって再度劇場公開というので、
日程調整していってきました。
なんといっても昼1本しかやってない。

79年当時に映画館で観た以上に、観る中でどんどん気分が盛り上がっていったのは、豪華キャストがどんどん出て来ることと、挿入曲を全部知っているから、というのは大きいだろうなと思います。

その前提として、1回目というのはストーリーがわからないから、それを追うことに必死になりがちで、意外と全体構成を覚えていなかったりします。
実際見るまでは、ストーリーどうだったっけな。なんて思いながらみてたりして。

でも曲は覚えているもんですね。
OST曲は大体わかりました。「ああ、このシーンでこの曲だった!」というのもあって、私の場合やはり曲ありきなんだなと、自分の癖を改めて感じる部分も。

そして今回ドルビーなわけですが、映像が綺麗!
昔のアニメって、当時は「そんなもんだ」でみているので、今見ると古ぼけて見えがちですが、線も色も鮮やかになってて、新しささえ感じます。
これ行きすぎると、懐かしさがなくなってみる気が失せる可能性があるので、ちょうどいいかもしれません。

音もよい。
後ろから回ってくる感じがいいです。
列車の音は特にいい感じに聞こえます。
あとから解説をみたのですが、
公開当時はモノラルだったんですね。ステレオであるだけでも違うのかもしれませんが、ドルビー専用の部屋なので、暗闇がほんとに暗くて没入感がいいんですよね。これ+500円でならこっちがいい。
これも解説にありましたが、999とハーロック号、エメラルダス号が行きかうところは確かに音の迫力多めで描かれている感じがしました。
映像のコマ割りは当時のままなのでしょうが、なるほどこう見せるのねと思ってみていました。当時はそこまでじっくり見る余裕なかったし、そういう目で見ていなかったのだろうと思います。
お母さんが機械伯爵にやられる雪のシーンもダイナミックに感じられます。
雪の中でもお母さんといれば楽しかった鉄郎が、機械伯爵に打たれその亡骸をさらわれ怒り悲しむ場面を増長する雪のシーン。彼の怒り悲しみ憎しみは白く冷たい雪が激しく降る部分と大きくオーバーラップしているのでしょう。

さて、色々忘れていた私ですが、あらすじくらいは覚えていました。

あらすじ

身体を機械に変えることで人間が永遠の命を手にした未来。機械の身体を買うことができない鉄郎は、機械の身体をタダでくれる星へ向かう銀河超特急999号に憧れていた。母の命を機械伯爵に奪われた鉄郎は、謎の美女メーテルから999号のパスをもらい、ともに地球を旅立つ。旅をする中、アンタレスや女海賊エメラルダス、キャプテン・ハーロックとその親友トチローに出会い、鉄郎はたくましく成長していく。しかし、999号の終着駅で待っていたのは・・・。

 

ですが、あんなに簡単にメーテルと出会って、999に乗り込むんだっけとか。(その前に確かに攻防はありましたが)、停車駅での出来事がありすぎたり、謎のおばあさんに助けられて銃と帽子、マントを与えられたり、エメラルダスや
トチロー、ハーロックとの出会いが立ち続けにあったりと「早すぎない?」と一瞬戸惑ってしまいました。
2時間程度の映画に「宇宙のあちこちでの旅」をまとめるわけですから、まあこのハイスピードは仕方ないなとは思います。
劇場版ゆえですね。

この作品の特徴は、旅を経て少年が成長していくというところですよね。
そのためには、まずは強い動機が必要。
999に乗り込んでメーテルが「機械の体を得てどうするの」と聞きますが「今の自分にはそれだけでいい」と鉄郎は言い切るわけです。
それが、いろんな人と出会いミッションに向かっていき、実際ミッション「機械伯爵を倒して母の仇を取る」を達成しても、さらに自分の中ではっきりしてきた、「機械の身体じゃなく、生身の血の通ったからだと心が大事」「機械の体は独善性排他性を産む」という思いから「機械の体をただでくれる星を壊す」という新たなミッションを自分に掲げます。

世間知らずだったこどもが世間を知ったから広がったというのもあるのでしょうが、
短時間の間にも、彼は必要な人たちと心を通わせます。
アニメだし劇場版だから確かに展開は早いのですが、
今日のこの作品は私に、
「人間として生きられる時間は長くはないのだ」
「うじうじしてる場合じゃないぞ」
と、生きること動いていくことに決意を迫るようなところがありました。

それが今日私をこの作品を観に行くことに駆り立てた、
私の潜在さんの理由なのかもしれません。


ということで、今日は書かないけどいろんなことがあって、
ちょっと落ち着く暇がなかったので、
一日1BTSはお休みします。その代りじゃないけど、今日は999つながりで。

銀河鉄道999
本家です!
映像なくてもいいし、映像ありでもいい!
トミーさんのドラムが走ってるなぁ。いいなぁ。

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■【銀河鉄道999】最終回ラストシーン

ラストシーンからのゴダイゴ
城哲也さんのナレーションも沁みます。 

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銀河鉄道999 惑星メーテルのテーマ

惑星メーテルについた時と、惑星メーテルが崩壊していくときに使われる曲。
崩壊していくときにもこの曲か!と思いましたが、
それがまたいいのです。

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■TAKING OFF[Japanese-English Version]/ GODIEGO

999に飛び乗り行こうという時の曲。この曲もほんと好き。
英語Verもいいんですよ。当時頑張って覚えてましたw
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EXILE / 銀河鉄道 999
999のカバーといえばEXILE 。元の世界観を変えずにカバーしてくれてます。
ゴダイゴのメンバーも当時喜んでくれて祝杯あげたとか。

このMV、当時娘がEXPGに通っていた当時のもの。みんなこのダンスを爆踊りしてて。そういう思いでもあるのでとても懐かしい。

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