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気になるとひたすらそれを何度も何度も聞いて繰り返す。
自分の中に刻み付けるように。
私は、特に音楽はそういう聞き方をします。
昔は、私よりも弟の方がそれが顕著で、
ウルトラマンかなにかのレコードをひたすら繰り返し聞いていたみたいで、
EP版を3枚位買いなおしたと、母が言っていました。
当時のプレイヤーは、自動リピート機能はなかったので、
私も何度も針を置きなおした記憶はあります笑
私は人の手はきっと借りてないと思いますが、
自分で繰り返し、プレイヤーをいじってました。
ライディーンの最終回の後です( ´艸`)
これ、今聞いてもとてもいい曲と歌詞なので、ぜひ!
コメント欄も、絶賛してるもの多しw
カセットテープの時代になると、好きな曲1曲をテープに繰り返し録音するという技をやっていましたw
そういう「一点集中型」なんですね、私。
みなさんは、どんな聞き方をされていたのでしょうか。
大人になって、こんなに簡単にいろんなMVや楽曲集を入手しやすい時代になってしまうと、
あれこれありすぎて、なかなか集中ができません。
が、心に響く曲というのは、今でも私の心を占めてしまうので、
BTSの存在をはじめて知った「Dynamite」は、
いろんな人が踊るダンス映像をひたすら検索して視聴していました。
1000位は余裕で見ていると思います。この半年くらいで。
さて、BTSに興味を持った私は、彼らの楽曲全体を聞きはじめましたが、
毎日、気になる曲もたくさん出てくるので、
それも毎日の日記(ブログ)にのっけてもいいなあと思い立ちました。
なにより、私以上のARMYさんたちが、
二次創作で素敵な編集や和訳を載せてくれていますから、
改めてその一曲をじっくりみれるなということもあり。
あくまで私の趣味でのセレクトなのですが。
ま、毎日投稿すると決めているわけでもないのですが、
【1日1BTS】とか銘打ってると、
続けるモチベーションも上がるような気がするので、ちょっと実験してみます。
【1日1BTS】1
ということで、今日は「Magic shop」です。
先ほど書いたように、私はまず耳派なので、
曲の方から入ります。
BTSの曲の多くは韓国語でもあり、
言葉から先にというのはほぼありません。
日本語曲の中には好きなものもあるので、それはまたおいおい。
なんだか残る曲だなとは思っていた所、
「一人で聞きたい曲」リストによく上がっているのがこの曲で、
コメント欄に、「この曲の歌詞で泣いた」なんて記述があったので、
そんな曲なのか?
と思って、はじめて歌詞をみたのが今朝。
その前に昨日なぜかこの曲がずっと頭の中をめぐっていたので、
気になってはいたんです。
気になる曲を一つずつみていこうという趣旨も、
今日の【1日1BTS】の誓い?にはあって。
↑いつの間にか誓いにしてしまっている💦
(なのでタイトルにも誓いと入れてしまおう。引き締める首輪になりませんように)
BTSが他のアイドルと違うという点でよくあげられるのが、
「聞く人のところに降りてきて寄り添ってくれる歌詞」というのがあると思います。
私は元ジャニオタですが、ジャニーズの楽曲は名曲もあるけど正直なんでこんなのを?というのも多く、本人たちも納得して歌っているかは疑問です。
BTSは以下の記事にもあるように、メンバーが楽曲制作からジョインし、
特に歌詞はほぼ彼らが手掛けていると言われています。
彼らのメッセージが直接歌詞に反映しているといえるでしょう。
彼ら自身が売れるまでに時間がかかった苦労人であるということも大きく関係しているのかもしれませんが、以前からの楽曲も彼ら自身が思うことや等身大のメッセージを込めてきています。
デビュー時は10代のリアルな感情、学歴主義、世襲主義など抑圧的なものへの抵抗を曲に込めました。それから青春期の美しさ、未来への不安~誘惑に葛藤する若者たち~どんな自分も愛すること、というように過去から現在までBTSの歩みとともに綴られた物語があるのです。
単純に「君が好きだ」「頑張れ」ではない、彼ら自身が感じてきた絶望や悩みや抵抗、そして希望。そんな彼らの体験や経験からくる「大丈夫だ」「信じてもいいよ」は、その渦中にある私たちに、「そうなんだ、、そういう見方もあるのかも」とちょっと顔を上げてもいいのかなと思わせてくれる安心感や希望があるのです。
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「Magic shop」の歌詞にこんな言葉があります。(和訳はそれぞれの方がされているので、ここでは取り上げたVの作者さんの和訳です。)
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ためらうのはわかってる。
本音を話しても、結局全て傷になって返ってくるから
「頑張れ」なんてありきたりな言葉
僕は言わないよ
ぼくの話をきかせてあげるよ きかせてあげる
ぼくが言ったじゃん
「勝てる」って 信じられなかった
マジで勝てるのか
この奇跡ではない奇跡を俺たちがつくったのか
No 俺はここに居た
君たちが俺に近寄ってきてくれたんだ
俺は君の銀河を信じている
聞きたいんだ君のメロディー
君の天の川の星たちは
君の空をどう彩るのか
俺の絶望の果てに
結局俺が君を見つけたことを忘れないで
君はがけっぷちに立ってた
俺の最後の理由だよ
LIVE(生きる)
自分で自分が嫌になる日
永遠に消えてしまいたい日
扉を一つ作ろう
君の心の中に
その扉を開けて入れば
この場所が待ってるよ
信じても大丈夫
君を癒してくれる Magic shop
あたたかいお茶を飲みながら
あの天の川を見上げれば
君はもう大丈夫
ここはMagic shop
So Show me
I'll show you
見せてあげるよ
咲く時は薔薇のように
舞う時は桜のように
散る時はあさがおのように
美しいその瞬間のように
いつも最高になりたくて
それでいつも焦ってイライラしてた
人と比較するのが日常になっちゃって
武器だった俺の欲は
むしろ俺を引き締める首輪となった
でも、振り返ってみると実は俺、
そんなに最高になりたかったわけじゃなかったみたいだ
癒しと感動になりたかった俺
君の悲しみや苦しみを消したいんだ俺は
「ぼくもすべて怖かった」っていったら
信じてくれる?
全ての本心が
残された時間が
君の答えのすべては
君が見つけたこの場所に
君の天の川に
君の心の中に
きみはぼくを最高にしてくれたんだよ
だから君は最高なんだよ
ぼくを見つけたじゃん
ぼくをわかってくれたじゃん
きっと見つけられるはず
君の中にある銀河を
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一般的に使用されている心理療法のテクニックに、
サイコドラマという手法があるそうですが、
その中に、患者がトラウマを克服するのを助けるためのロールプレイングがあり、
その演習では精神科医がMagicshopのオーナーを演じるそう。
そこでは、患者は恐怖、心配、否定を「売る」ことで
肯定的な特徴を「買う」ことができます。
はじめて聞きましたが、
そういう疑似体験で要らないものを出し、
欲しいものを得ることを体得することで、
自己肯定感を得ていくということなのでしょう。
このことを下敷きにして、この曲は作られているようですね。
曲中では、このMagicshopでは、その場所は自分の心の中にあり、
お茶を飲んで心静かに自分の天の川を眺めることができる場所であるといいます。
だから自分で扉を一つ作って、つらい時には自分でその扉を開けて入れば、
いつも大丈夫な自分が見つけた場所に居れると。
私が50年以上かけてやっと見つけたこの真理を、
若い彼らがすでにこう表現してくれていることに衝撃を受けます。
心理学の本を読んだとしても、自分が実感していなければ、
このような歌詞にはならないでしょう。
「自分で自分が嫌になる日
永遠に消えてしまいたい日」
こんな言葉が歌詞にかけること自体が、すごいと思うんです。
老成している感さえあります。
時代の寵児として脚光を浴びるにふさわしいと感じます。
彼らが埋もれない時代でよかった。
この曲のことを書いてるnoteがありました
note.com
この曲が、この方の体験がリアルに実感するような振り返りになっていて、
そのことが結果的に心理療法になっているのかもしれません。
だとしたら、BTSの楽曲には、「自分で自分を癒せる力を見出せる」ってことですよね。
これは祈りに近いものではないかしらと思った今日。
今日は長々と書いてしまいましたが、
次回からはV紹介だけで終わったりもするかもしれません(と一応書いておきます笑)
なんだかフォントがおかしいけど、
うまく変更できない💦
(わかる方教えてください。。。)
本文とは関係ないけれど、
今日は娘の26歳の誕生日でした。
ジミンちゃんより5日おねえちゃん( ´艸`)
私も母になって26歳です。
子育ては終わったから、もう自分育てにシフトしなければ。
子どものまま、子育てしちゃったから。