思い立って夕方から買い物に出かけ、
道すがらまた思い立って、氏神様にお参りに向かった。
最近はこんな感じで、思いついたら動くことにしている。
途中、まるまるしたものが目の前の道をぴゅーっと横切った。
茶と黒だったので猫かな。民家の門から中に入っていった。
そこから少し大きな道を渡り、山手に上っていったところにある氏神様。
そこで手を合わせていると、後ろに気配。
先にお参りされていた方がまたお参り待ちされているのかなと思っていたら、
右足元にさわわっっときた!
なにこれ!
うわっ!と声をあげて目をあけてみてみると、
先ほどみたのと同じ茶と黒の塊。
しっぽがぴんと立っている。
今度はほんとに猫だと認識。体をすり寄せてきてた。
後ろを見ても人はいない。
きみだったのか。
そのきみは、さっき見たきみなの?
しばらくお賽銭の横のお縁のところに座っていた。
神様には、あるご縁をお繋くださいってお願いしたんだけど、
もしかしてきみなの?!