今日は、終日篠栗で森のお仕事。
車で会場に向かう道すがら、大きなクスノキをみかけ、
吸い寄せられるように寄り道。
ついた先は、高田天神社という神社さんでした。
ご祭神は道真さま、中将殿(道真さまの長子・高視さま)、姫神さま、保食神さま。
今日の森のお仕事がつつがなく進行しますように。
こちらでもどうぞご縁をおつなぎくださいと願いました。
大きなクスノキを目指すとそこは神社だったというのは、よくある話。
先日行った朝倉でもそうでした。
同行の今日の講師、森の案内人 三浦豊さんが言われるに、
人は神聖な場においては2通りの行動しかしないそう。
一つは、清め払うこと。
もう一つは生き物を殺めないこと。草木を伐らない抜かない。
参道等はきれいに掃き清められ、
木はそのまま大きくなり森となっていく。鎮守の森はこうしてできあがるとか。
こちらの木もそうやって大きくなっていったのでしょうか。
下の方から出ているひこばえも、大きく枝を伸ばしています。
この木はどんなことを見てきたのでしょうか。
境内には記念碑もたくさん並んでいました。
写真の狛犬?さんの下には「征露記念」の文字が。
日露戦争の勝利を記念して、
征露という文字を年号的に使っていた時期があったそうです。
1904年05年頃。
参道には桜の木々が並んでいました。
桜の季節はますますにぎやかで美しいことでしょう。
講座を前に立ち寄った神社で、少し英気をいただいた感ありでした。