タイトルからするとなんのこっちゃって感じだけど、
新聞の話です。
今日、FBに書いた記事の転載です。
FBに書くよりもブログネタっぽいので、最初からブログでもよかったんだけど、
なんとなくFBに書きたくなってしまった。
誰かに読んでほしかったのかもしれない。
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家族の中で新聞を読むのが私一人になっても、新聞購読をやめられない理由の一つに、こういう記事と不意に対面できるからというのがある。
ネットで見る記事は、ニュースならネットが早い。
仕事や関連分野の情報も、FBやSNSで濃いものが拾える。
でも、必要なものだけ、っていうのはなんだか味気ない。
毎日の生活にどうしても必要なわけではないけど、ってものがある。
今日なんか、新聞を開いたら、ばーんと佐藤正午さんの文章が並んでいて、そうするとおおっ!と勝手に目が行き、読んでしまう。
佐藤正午さんは好きな作家だからなおさらだけど、読んだことのない作家さんの文章に出会える場合も多く、新聞で読んで面白そうだと思ってその作家の本を買うことも多い。
私にとって、新聞はそういう出会いの場なのだろう。
新聞をパラパラとめくっていて見つけるものと、ネットでスクロールしながら見つけるものが、微妙に違うように感じるのはなぜだろう。
新聞擁護者では決してないのだが、いつもなら目に求めないようなものが、新聞を目にすると飛び込んでくる可能性があるから、それを欲しているんだろうなと思う。本屋さんに行く感覚とそれはよく似ている。動く活字と動かない活字の違いはなんなんだろう?
新聞購読をやめられない理由のもう一つは、
そういう感覚を、息子にも感じてほしいと思っているから。
彼は新聞欄すらも読まないけど(テレビで番組表が見れるから必要がないみたい)、新聞がある生活、親が読んでいる姿は見せておきたいと思っている。
今日の西日本新聞。北九州市長選がなかったら、一面嵐になっていたかも?笑