私が小さい頃、佐世保に居た頃、椿やらの生け垣に居た薄緑の羽の虫。
「ポッポちゃん」と呼んで可愛がっていました。
虫があまり得意ではない私が、自ら自分の手の中においても大丈夫な虫。
娘が小さな頃、同じような生垣のところでこのポッポちゃんと再会。
娘はなぜか「天使!」と呼び、喜んでいました。
娘も虫は苦手なのに、嫌がりもせず。むしろ喜び。
その頃、我が家は崩壊しかけていて、私にとって娘のいう「天使」は、
本当に天使のように思えました。
乱れた心の私たちの前に姿を見せてくれ、ホッとさせてくれた存在。
その後、なかなか天使には会えませんでした。
それが先日、ふと気づくと私の左肩のところに止まっていたんです。
「あっ、天使」というとひらひらと回り、行ってしまいました。
この虫の名前、わからなかったのだけど、ふと先ほど検索をして「虫 緑色の羽」で見つけました。
「アオバハゴロモ」。
なるほど羽衣のような透き通った色が特徴ですものね。
メジャーな虫なのかあ。
そして害虫なのかぁ。
でも、私にとってはやっぱり天使だよな~と思うわけです。
出会い方が「私の存在を信じなさい」ってタイミングにぴったりなんですもん。
天使さんが、わかりやすいように姿を変えてきてくれてるのだと、
信じています。
客観的に正しいか正しくないかはどうでもよくて、
自分の感を信じられるかどうかが問題で。
この手の自分の感は、自分の中では正しく信じられるもの。
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