ほほーんと暮らしたい(再)

いつのまにか、言葉が出せなくなっている自分に気づきました。自分の中を整理するために、自分のLead the Selfを保つために、思ったことを自由に書きたいと思います。最近は私の体調(うつ病)や難病(ファブリ―病、大腿骨骨頭壊死)の夫との近況についてがほとんどです。

たかがケーキ、されどケーキ。

ケーキ箱ごと落とす事件が勃発。
クリスマスに引き続き2件目である。
昨夜は、クリスマスの件を茶化し、まさか2度目はないだろうと思っていたら、
やっぱりやってしまった家人。

うちでは、祝いごとの夜に、ホールケーキを半分食べ、翌朝に半分食べる。
なので、夜はワクワクして寝、朝ワクワクして起きる。

クリスマスの朝も、私の誕生日明けの今日も、
ケーキのふただけがなぜか悲しくテーブルの上に置かれていた。
2度目の今日は、ふただけで何があったかを察知した。

家人は、冷蔵庫からケーキの箱を取り出す時に中のケーキが半分になっているからなのかバランスを取れず落としてしまう。
昨夜、そのことが頭をかすめはし、更に映しておくべきか考えたが、これだけ言っているから注意するだろうと思っていたが、杞憂の通りになってしまった。

まあ、そのことは仕方ないのだ。
私だってこの時期手があれている時にはやってしまうかもしれない。

問題はその後だ。
クリスマスだって、誕生日だって、朝みんなワクワクしているのだ。
一人、ふてくされて怒って、周りの気分を滅入らせていることを彼は気づいていないのかもしれないが、「ごめんなさい」と他の家族に言うことくらいできないのか。
そこに、私の憤りがある。

そして、私はケーキを食べたかった。

この気持ちがどうにも収まらなくて、ケーキを買いに行こうと思ったところに息子帰宅。
息子から「どんまい」と声がかかるので、何のことかと思っていたら、この件だった。
私にどんまいと言われても困る。
どんまいは「Don't mind」だ。(ミスを)気にするなという意味だ。
私はミスをしていない。ミスをしたのは家人である。

それで、私はこの件に関して、息子に思っていることを伝えた。
そしてこのことを家人に言うつもりだと言った。
すると、息子は慌てて止めにかかる。

別に喧嘩を売るつもりではない。
私がこう思っていること。ミスは仕方ないとしても、楽しみにしている私や家族の気持ちのこと。そしてそれに対して、ごめんなさいを言うべきではないかと私は思う、ということ。
で、実際私はケーキが食べたいということ。

すると、息子は「僕は今から塾に行くから、帰るまで言わないで」という。

そして、二人で近所のケーキ屋に行き、家族分のケーキを買い、家で二人で食べた。
残りの二人分は冷蔵庫に入れておいた。

息子は塾から帰宅すると、私に何も言わずに彼から家人に、「私に謝った方がいい」と言っていた。そういう根回しをするような問題でもないので、その場に乱入し、私の口から家人に伝えた。
すると家人はテレビを見ながら私に背を向けて、気のなさそうな声で「ごめんなさい」と言った。

なかなかに決定的。
息子は「これで仲直りね」とほっとした感じで言う。
彼は平和主義だからな。
私だって平和主義だけど、こういうのは一番私が嫌なものだ。
家人は、以前私が怒った時のことを忘れているのかもしれない。
彼にとっては、私の怒りのラインなんてどうでもいいことなんだろう。

私は、人の気持ちを無碍にする行為が一番嫌いなのだ。

仏の顔は2度目も受け入れるべきか?
受け入れたとしても、もう3度目はない。