ほほーんと暮らしたい(再)

いつのまにか、言葉が出せなくなっている自分に気づきました。自分の中を整理するために、自分のLead the Selfを保つために、思ったことを自由に書きたいと思います。最近は私の体調(うつ病)や難病(ファブリ―病、大腿骨骨頭壊死)の夫との近況についてがほとんどです。

宮島の旅回顧~宮島1日目 2019.8.28

「経験したことのない大雨」というフレーズが、盛んにテレビから流れています。

昨夜は「明日は学校あります」と息子の高校からメールが来たのですが、
朝起きて、雨の降り方をみて「どうやってもこれはやばいだろう」と思い、
高校のHPを確認。
一応昨夜のうちにも見ていたのですが、
「朝6時の段階で、警報が出ていたら、自宅待機。
警報が解除されたら、速やかに登校」となっています。

台風でも大雨でも、福岡市内は意外と普通に動けます。(20年くらい前の豪雨では、ひざ下くらいまで浸かって歩いて会社に行った記憶ありますが、これが近々。)
テレビでも、佐賀あたりでは車が水に浸かってる映像がバンバン流れているのに、
福岡の街中では普通に通勤している人の姿と普通に動いている西鉄バス
西鉄バスと地下鉄、最強です。

福岡南部の被害が大きそうで、(このところ、雨の場合はいつも南部が大変。。。)
西鉄大牟田線は、南部が一部運休。

結局、警報の解除の兆しがなく、息子の学校は先生からお電話があり、休校となりました。
息子の学校は、県下中から登校してくるので、来れない子も多そうだし。
行けても帰れる保証がない。

明日から定期試験が始まるので、学校としても悩ましいところだと思います。

あ、先ほど洪水警報は解除され、注意報になったようです。

夫は、雨の中病院に。行かないと命にかかわりますからね。
災害の時に大変なのは、こういう、ライフライン以外のラインの保持も必要で。
先生方、医療スタッフの方々は頑張って出勤なさってるのでしょう。
ありがたいことです。
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近況が長くなったところで、
宮島の旅回顧パート③、宮島上陸編を書きます。

宮島に上陸。
ホテルの方に波止場までお迎えに来ていただき、荷物だけ預け、私たちは参道を歩いていきます。
厳島神社までの参道は結構距離があるのですが、お土産物屋さんも充実していて楽しい。ゆっくりあちこち見ていきたいけど、暑さに弱い人たちがいるので、足早に。

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まだ元気なご一行。

鹿、鹿、鹿。でも、鹿の皆さんもこの暑さで涼を求めて、日陰にいらっしゃいます。

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お昼時だったので、先ずは名物のアナゴを頂きたい。
ホテルの方におすすめを聞いておいたので、探しながら参道を歩きます。
一番人気だろうというお店は、厳島神社の先にあり、かなり行列だろうということで、2番手と言われるお店に。席は離れましたが、1階のお席に座れました。
最初は2階席と言われたのですが、足が悪いので、、と交渉。まだ13時前だったので、交渉がうまくいったようです。(出る時には長蛇の列になっていました)

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私と息子はアナゴそば。その他4人はアナゴ飯。
アナゴ飯もそそるけど、量いけないだろうなと思い、おそばに。
アナゴもお蕎麦も美味しかった。

そもそも食の細い義母と夫はアナゴ飯。
完食できるはずもなく、息子にお鉢が回ってきます。
「来るとは思っていたけど、二人分は無理~」とふくふくした二人組にパス!
ふくふくペアは、そもそもしっかり自分たちのをたいらげ「おいしいおいしい!」を連発しながら、パスされたアナゴ飯も完食。さすがです。
若い!元気な胃袋!すばらしい!
息子は毎回回収係なので、「今回は、もうほんとに心強い!」と感激しています笑

私も宮島3回目にしてやっと本場のアナゴを頂くことができました。
前回は、ほんとに食べれなくて牡蠣もアナゴも食べきれず、うどんをちょっと食べたくらいだったような。あの頃からすると、今年はホントに体調が戻ってありがたい。

さて、腹ごしらえの後は、一路厳島神社を目指します。
この鳥居までくると、「いよいよ来た」という感じ。

右はふくふくペア。

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バテつつマイペースを保ち頑張る人たち。
大鳥居が見えると、カメラを向ける息子。

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改めて、大鳥居。
やっぱり見れてよかったなぁと思うのです。
鳥居自体は神様でもなんでもないのだけど、この堂々とした姿は、神々しい。
鳥居は、砂に埋まっているのではなく、浮いています。
両方の足の部分は、クスの自然樹。これらが海の中で立つのも大変だろうに。
自分の重みだけで立っているといいます。
中には錘、6本の柱で重みをうまく調整しているらしい。これが何百年もの昔に建てられているのですから、その技術たるや。厳島神社ではこの鳥居をはじめ、本殿各所でも平安時代に作られたというそのすご技が見れます。

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さて、写真ばかりが続いたので、祈りの旅計画の話を。

昨日の投稿では、巡禮記先達さんからの「内面編」と私が考えた祈りについて書きました。
さて、今度は「実践行動編」です。
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物事には事の起こり、運び、その原因や理由、顛末の受け止め方、消化の仕方等々それぞれに順番があるもので、それらが理路整然としていると、その流れがうまくいくといいます。

厳島神社でいえば、平清盛さまが発願となりたてられた神社。
平安の昔から今まで1400年、人のご縁を取り持ってきた順番が残っている場であり、それを伝えようとされているといいます。

ということで、清盛神社へのおまいりがまず一番初め。

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宮島に行ったことがある方はお分かりだと思いますが、
波止場から参道を歩き、厳島神社の入り口にたどり着くまでも結構あります。
そして清盛神社は、厳島神社を越え、その出口の先の州の先にあります。
(清盛神社へは厳島神社の外から周り行くことができます)

私自身は、せっかく来ているし、自分の祈りとして順番で回りたい。
ですが、家族旅。しかも、かなりへたばっている人たちと一緒です。
ううむ。

まあ、私は一人でもいいし、大勢なら大丈夫だろうと、
私は「清盛さまがここを作られた方だからそっちからお詣りしたいのよ」と彼らに伝え、別行動でいいか確認。
息子が気遣ってくれて、一緒に行くと言ってくれたので、2対4に分かれ、出口で会おうということになりました。

こういうところは、息子は優しい。

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「まだつかないの?」「遠っ!」と文句ばかりたれられながら(苦笑)、
とりあえず「おかーちゃんは、神様にお話ししてお詣りするから、長くなる。でもそれをあれこれ言わないでほしい。」と念押し。
氏神様に連れて行っても、「長すぎ」といつもぶーたれられます。
彼はおそらく人目を気にするんですよね。
宗教にかぶれているみたいに思われたくないみたいです。

私は、自分の人生なので、人目が気にならないわけでもないけれど、せっかく来て自分の言葉でそこに居る神様と対話したい。
神様がそこにどんな形で座ってらっしゃるかわからないけれど、そして声を聞きとれるわけでもないけれど、神様に願いを言葉にしてお話しすることで、自分との対話にもなる。そこで答えが出ることや気づくことも多いのです。

息子は「僕、言わないよ、そんなこと」と今日はしおらしく。
付き合ってくれるだけでもありがたいです。でも待たせてることを気にせずにいのろうとおもいました。
一応彼にも、清盛神社で何を祈るのか「自分がなにをがんばるかをいのったらいいらしいよ。そしてそれを頑張るから応援してくださいって、祈ってごらん」と伝えました。

おまいりの後、清盛神社をバックに写真を撮ってもらいました^^
そして、大鳥居を見つめる息子を撮る私。私が激写することもあまり好まない彼です。「僕を撮りよろ?」と言われましたが、「君と大鳥居」と答える私w

さて、厳島神社の出口付近に到着しましたが、もうおそらく彼らは出ているかそろそろ出てくるか位だと思われたので、その辺で待とうとしたのですが、とにかく暑い。
川で足をつけている人たちが居たので、川に入って待とう!と、息子と川に降りました。

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つめたーい!きもちいい~!
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自撮りどへたな私の練習中。(ホントはもっとある)
日陰を探して潜り込んでます。

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さて、娘に連絡すると、茶屋で休んでいるらしい。
既に夫がばてているという報告。かき氷で中から。冷やしているそう
彼は、持病で熱が体にこもりやすい症状があるので、「なら川に足をつけた方がいいかも」と、合流して、川大作戦を決行。

まず石段を降りるところから、息子が頑張ります。足をつけてしばらく。うーん、なかなか調子が戻りません。熱中症的症状のよう。冷やすしかないのですが、もうこの状態だとホテルに帰って冷房で冷やすしかない。

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今更ですが近景なので、お顔を隠しました。

 

私たちは、彼のこのような状況は慣れていて、むしろ先日までのお腹苦しいい〜、オエオエみたいな症状でなくてよかったねと、息子と話していたのでした。

 

とりあえず動けないので、ホテルにお願いして車でお迎えしていただき、無事部屋でお休み状態に。

意識もあるし、まあ大丈夫。


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いろいろやりながら、書いてたので、すっかり夜になってしまいました~

家事に入りますんで、この辺で。

次は弥山に登ります。

ホンっと長くてすみません。