F先生の診察日だった。
F先生は私のデータをみて、
「あなたという体は名馬ですよ」といきなりw
「いうこと聞かない。鞭打ったらダメだしね。なでさすっても後ろ足で蹴飛ばされてw」
私「ほんとです・・・」
F先生「しかしきっと、ダービーに勝てるようになるから。」
私「そこを、自分がなれると信じられるかが問題で。。。」
F先生「そこは信じてないから。」
私「そうなんです。」
F先生「それはあなたが私を信じてないから。」
私「いえいえ、先生は信じてるんですけど。」
F先生「うっそ~。信じてないからそうやって、一人になったら”私はダメだ”とかおかあさんのこととかいろいろ考えるんでしょ。それはやめなきゃ辛い。
あなたの身体がなぜ名馬かというと、とっても揺れ動くから。
人間っていうのは、何かの条件があったら反応しなくなる。
というのは反応がわかるから、自分で自分の体を実験できるんです。
いいイメージを持ったら、体がいい反応をするという実験は、普通の人は出来ません。鈍感だから。いいイメージもできないし。
そういう実験をやりなさいって言ってるんですよ。
いいイメージしたら、え~っ、たちまちこんなに体が元気になるよって。」
私「そこが問題なんですよね。
ネガティブイメージは勝手にくっついていって、現実になってしまう。
いいイメージを浮かべようとすると、頭の中で”そんなことやったってさ”って。うまくいかんなぁって。」
F先生「その通り。
それがあなたの名馬たる所以なんですよ。ひねくれてる。
名馬って大体調教に失敗するんですよね。それがわかってるんだから、それをわかってるのがいいんです。
だからネガティブなのはそいつらは納得する。
そんなのしったこっちゃない。どこかで反対しても、そんなの知らないってことで、ポジティブを実行していくんですよ。
それやらなきゃ。反対するから、あああってなる。
あなたの言うこと聞かない。
あなたのネガティブなこと聞かない。
しばらく強く無視する。
大体名馬ってのは、無視されると困るの。餌がなくなるから。
すりよってくる。
子どもと一緒ですよ。こどももそうでしょ。」
私「そうですねぇ。」
F先生「一番強いのは無視。一回無視して”ネガティブな反応は聞かないよ”。マイナスな反応は聞かない・信用しないということをする、ということをやる。
症状に従わない。
ああ、また。って声に従わない。
その名馬にえさをやらないってわけにはいかないから、えさはやる。しょうがない。
しかし、これがいつかできたら、すごいことになる。」
私「そうなんですよ。壮大な計画なんですけど、それができたら素晴らしいなと思ってはいるんです。」
F先生「そうでしょ?だからそれは人生すごいことになりますよ。それはダービーに勝つ事。人生というダービーのなかで。競争するのは、外はどうでもいい。自分の人生が豊かになる。」
私「それを阻害するのが、自分のからだの不安感なんです。
今は、頭がぼやーっとすることがあって、そうなったら”もう脳梗塞なんじゃないか”と思ったら頭の中が80%くらい占めちゃって。とりこまれちゃって。」
F先生「そうなった時に、いつも言ってる。逃げなさい。トイレに行く。外に出る。階段を上がる。風呂に入る。浮かんだらすぐ逃げることをするんですよ。あなた向き合うでしょ。」
私「いやいや。それでですね。先生、ワーッと来るのは今はないんですよ。9月くらいのはそうだったけど。」
F先生「それはいい。」
私「発作だなっていう状態はわかるんです。でも今は、なんか日常的にずっともやーっとしてる感じがして、後で”あれ?これってもしかして不安?”って思って。
いつの段階で、そうやって動いたり逃げたりすればいいのか。
日常的には動いてるので、、、。」
F先生「いいじゃないですか。みんな今いろいろ出てる時期なのに、敏感なあなたがもやもやぐらいで済んでいるならいい。
ただ血圧は敏感に反応してるね。」
私「自律神経敏感に反応してる感じがします。お腹痛くてご飯がしばらく食べられなくて。。」
F先生「栄養食みたいなもので、体の栄養になるものを自分で作って食べるといいよね。あたたかくて。自分で高栄養で高ビタミンのがいいね。」
・・・・この後、先生が研究しているお薬の話に進む。
脳神経の回路を回復するというのがわかってきた。自律神経は脳神経の一部。
自律神経の上に大脳がある。そこにプラズマローゲンが有効であることがわかっている。上のコントロールするところが揺れるとしたの自律神経も揺れる。上を安定させるのがいいというのはわかるでしょ。これをうまく使うといい。腸のホルモンを変える作用もあるから、あなたには合うと思う。」
・・・・この後、薬の調整の話。
ということで、ぜひ名馬をもうちょっと上手にw
名馬はね、条件が悪いほど早く走れる。
あなたはやれると思いますよ。」
「イメージは重要ですよ。不安がきたら、知らないふりをして、無視して、勝手に私はやるよと。」
「不安をかきだすのはいい。
大変だよね、辛いよねと書くのはいい。
だけど、自分を責めるためにかかないことです。」
私「いろんな状況を受け止めることができるかという、自分の不安があるんです。」
F先生「どんなことがあってもあなたは受け止めることができる。それを信じなさいって言ってる。あなたはすぐネガティブに反応する。”できるかしらできないかも”ってそれを無視しなさいと言ってる。それが調教という。」
私「娘が期間限定で来てくれているんですけど、今度帰るんですけど、不安なんです。」
F先生「帰る不安を消すのではなく、不安になるよと認める事。そりゃ困るでしょ。しかしなんとかなるさと。認めないから。不安を認めて、そうだよねって。原因がわかればいいんですよ。不安はなくなるんですよ。」
私「原因がわかって、どうすればいいかがわかればいいんですけど、どうすればいいかがわからなくて。」
F先生「そりゃないでしょう。娘がいなくなったらどうするって。」
私「わ~、しきらーんって。また自分でがんばらないかんって思っちゃう。」
F先生「頑張るじゃなくてそこは他に何か分散する方法がある。それを考えなきゃ。他人が関与できるかもしれないし。」
私「全部背負ってるつもりはないんですけど、結局全部しなくちゃいけない状態になるんです。母の介護問題にしても。
娘にも言われたんですけど、結局おかあちゃんしかできないじゃんって。
結局私しかする人いないんじゃんって、それがつらい。」
F先生「それもなるようになる。それも含めて、方法はそれだけとは限らない。とにかくあなたに不安を作らないこと。
なんとかなる。絶対なんとかなる。すべてにおいて。
ほんとになんとかなるんです。あなただけがなんとなるんじゃないですよ。
私が言ってるのは、すべてのことは何とかなるからそういってるだけの話。
あなたは敏感だから、なんとかなるというおおざっぱなものといろいろと困ることが結びつかないと思うけど、それをおおざっぱにまるごとなんとかなる。練習です。」